【30代男のアメリカ一人旅・4〜5日目】ラスベガス到着&散策

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アメリカに到着してから5日が経過した。アラサー男の一人旅だ。

最初は、一人でご飯屋に入ることに不安や気恥ずかしさを感じていたり、物価の予想以上の高さからこの先の旅のコストを案じていたり、話し相手がいないことにかなりの孤独感を感じていて、もう帰ってもいいかも・・などと思い始めていたが、5日目にしてかなり良い方向に変化してきた。

この変化をもたらしたのが、5日間滞在したことによる慣れなのか、ロサンゼルスとラスベガスの街の雰囲気の違いなのか、自分でもはっきり自覚していないが、旅を続けているうちにわかるかもしれない。

というわけで4~5日目の模様を残していく。

【アメリカ一人旅4日目・ロサンゼルス】ダウンタウンのグランドセントラルモールにあるEggslutへ

今日は10時のバスでロサンゼルスからラスベガスへ向かうということもあり、朝の7時に起きて宿泊していたユースホステル「The Steady」を旅立った。

10時のバスに乗る前に、気になっていたEggslutという「LA NO.1の卵料理専門店」へと向かった。

場所はダウンタウンのグランドセントラルモールにある。

グランドセントラルモールの中にはたくさんの飲食店があったが、午前8:30ごろはまだ閑散としていてオープンしていないお店もちらほらあったし、人もまばらだった。

Eggslutでベーコンバーガーとオレンジジュースを注文したが、そのときに名前を聞かれて戸惑った。

「What’s your name?」という簡単なフレーズでも、ネイティブの発音スピードにまだ慣れていないのと、注文時に名前を聞かれる意味がわからず、混乱して聞き返してしまった。

どうやら料理が出来上がると名前で呼んでくれるらしい。名前を呼ばれ、料理を受け取り、ロサンゼルスの最後の朝をハンバーガーと共に堪能した。

【アメリカ一人旅4日目・ロサンゼルス】Union Stationに向かい、ラスベガス行きのバスに乗車

Eggslutを堪能した後、ラスベガス行きのバスに乗るために、Unioin Stationに向かった。

歩いて30分くらいとそこそこの距離だったので、タクシーに乗るかかなり迷ったが、時間に余裕があったことと、カロリーを消費しつつお金も浮かせられる最強の移動手段「徒歩」を選択。

道中、ほうじ茶のような匂いが何回かした。ほうじ茶に甘ったるい匂いを少しだけ混ぜた、なんとなく不快な香りでも言おうか。

「はっ。。この匂いはもしや。。」と思い、ネットでググると、やはりそうだ。

どうやらこれが大麻の匂いらしい。よくよく道を見るとタバコを吸ってる黒人男性がちらほらいるが、この人らは大麻を吸ってるんだな。

徒歩で移動したことで、ひとつ勉強ができた。徒歩移動はこういうセレンディピティがあるので、嫌いじゃない。

Union Stationに到着したものの、4~5時間の移動であれば飲み物を準備したい。

自販機でもコンビニでも、ペットボトルの水が好き放題手に入る日本と違って、アメリカは簡単には水売り場を見つけられない。

今回、flixbusという高速バスを使うので、とりあえずそこの待合室に行き、スタッフに聞いて、待合室内にある自販機で購入した。

flixbusはスマホで長距離バスが予約でき、乗車も見せるだけなので、非常にスムーズ。スタッフも親切で、気に入りました。

長距離移動の道中、僕はネックピローを首元にセットしてうたたねしたり、kindleを読んだりしてリラックスできたし、一度30分休憩を挟んでくれたので、近くのマクドナルドでハンバーガーで小腹を満たせた。

flixbusは、多少揺れが気になるものの、予想していたよりもだいぶ快適な旅だった。

【アメリカ一人旅4日目・ラスベガス】ラスベガス到着!Airbnbで予約したお家へGo!

バスは、ラスベガスのFashion Showという大きなモールに到着した。

ラスベガスでは、日差しの強さに驚いた。ロサンゼルスではそこまで気にならなかったのに、なぜかラスベガスでは異様に強く感じる。

歩いてAirbnbの宿まで移動するのは難儀だ。

Uberで車を手配して、日陰で小休憩を何回も挟みつつ乗り場まで移動して、Airbnbの宿に到着。

Uberの運転手に「今日暑すぎるなぁ!」とか話しかけても、あまり反応してくれない感じだったが、丁寧に、無事に運び届けてくれたのでノープロブレム。

初めてUberアプリを使ったが、アプリの機能で車を降りた後に運転手にチップを渡せることを知った。

僕はそれを知らずに、下車時に直接1ドルのチップを渡したら、全然会話に反応してくれなかった運転手が急に陽気になり、僕のキャリーケースを下ろすのを手伝ってくれた。同じチップを渡すにしても、関係が終わった下車後にアプリで渡すよりも、直接渡した方が気分がいいな。

そして宿に到着し部屋に入ったが、そのクオリティの高さにビビった。

ここにくるまで、最低限のクオリティのユースホステルに3泊したということも手伝って、新しいAirbnbの宿の7畳分くらいの広さの完全個室と、共有スペースにある筋トレグッズや大きなテレビ、洗濯機やキッチンに感激した。ユースホステルと宿泊代もほとんど変わらないのに。

さらに、共有スペースですれ違う人とも会話が弾む。すなんかユースホステルは挨拶すらしないひとがおおくて民度の低さをひしひしと感じていたが、同じ値段なのに断然民度が高い!一人旅をしてる身にとってはこういう何気ない会話が心に染みるほど嬉しいんだ。

ユースホステルって何十年も前から若者や格安旅行者に愛されてきた施設なんだけど、いまとなっては前時代的すぎるかもな。

僕は今後ユースホステルを使うことはないだろう。Airbnb一択だ。みなさんにも、Airbnbをおすすめする。(口コミや評価をしっかりチェックすることがポイント)

【アメリカ一人旅4日目・ラスベガス】ラスベガスの街を散策

ラスベガスは、自分のイメージを遥かに超える規模だった。

もはや経済力が強いとかそんなレベルじゃなく、お金が有り余っていて湯水の如く大量の札束を垂れ流さないとこんな街作れないでしょっていう感じ。

建物の規模や人のエネルギーを含めた街の規模が、体感でざっくりと、新宿歌舞伎町の10倍くらいはありそうだ。

ネットでググったカジノを適当にうろつきながら、街にいる”おひとりさま”のあまりの少なさを見て寂しく感じる。

だれもこのパラダイスにひとりでこないってことなのか。頑張って人に声をかけて友達を作ろうと思っていたが、相手が複数人となると安易に声もかけづらい。

半分自暴自棄になり、今日はもうお金を気にせずに美味いものを食べたいなという気分になった。

ファストフードのハンバーガーじゃなく、本場の本格レストランのガチンコハンバーガーが食べたい。

スマホで調べた結果、「GORDON RAMSAY BURGER」という超有名ハンバーガーレストランに決定。

30分くらい並んだが、店員の接客も味も雰囲気も最高だった。

チップ(20%)を含めてお会計が8000円。まぁいいよ。気分が晴れた!

 

その後、カジノをうろついていたら、奇跡的に同い年くらいの日本人男性と遭遇。どうやら出張で一人でラスベガスに来ているらしい。

多分お互いに、

「一人でラスベガスを楽しむのはかなり難しいぞ・・・なんとか友達を探さないと・・一人の日本人客いないかな・・」

みたいな思いをずっと抱えていたのだと思うが、ふとすれちがったときに8秒くらい目が合い続けて思わず声をかけてしまった(笑)

男女なら運命的な出会いで恋が始まるところかもしれないが、僕らは良い友達になれそうだと双方直感した。

連絡先を交換して、明日夜会おう!ということになった。

 

ようやく、一人旅がいい感じに動き出してる。

良い気分で宿に戻った。

 

【アメリカ一人旅5日目・ラスベガス】近所のスーパーでお買い物

移動疲れか、昼前まで寝てしまった。一人旅ならいつ起きても大丈夫。最高だ。

異常な空腹感を感じたが、今日の夜は昨日であった友人とディナーでたらふく食べるだろう。昼は軽く済ませたい。

ただ、アメリカで外食に行ってしまうとどうしてもハイカロリーな食事になってしまう。

そこで近所のスーパーに出向いた。徒歩8分。

そのスーパーで驚いたのが、お客も店員もみんな友達のように仲良く会話してるということだ。

店内にいる人はほとんど近所の人で顔見知りという可能性もあるかもしれないが、それにしても日本じゃまぁ見かけない光景。

大体店内に30人くらいの人がいたが、みんな仲良さげに話している。

僕も勇気を振り絞って近くにいる黒人男性に、辛ラーメンを指さして、「これ食べたことある?めっちゃ辛いで!!」と声をかけた。

そしたら黒人も乗ってくれて、口を開けて舌を出して「辛い」のジェスチャーをしてくれた上、カップラーメンならこれとこれとこれがうまいぜみたいな感じで教えてくれた。そして握手してバイバイ。良い気分だ。めちゃくちゃノリがいい。

教えてもらったカップラーメンとオレンジジュースを買って、Airbnbの宿で食べた。

 

というわけで、今日はこれから、ラスベガスで知り合った日本人友達と遊んでくる。

さて、何が起きるかな。

ではでは〜!

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