アラサー男がアメリカに一人旅に来て5~6日目の様子を綴っていく。
到着してまだ一週間も経っていないが、だいぶアメリカにも慣れてきた。
孤独感や不安感も、徐々に薄らいできている。(慣れただけかもしれない)
【アメリカ一人旅5日目・ラスベガス】知り合った日本人とご飯のはずが…
前回の記事で書いたように、昨日カジノで日本人の男性と知り合ったので、今日はご飯に行く予定。
しかし、待てども待てども連絡が来ない。
「今日はラスベガスのディナーを楽しむから昼ごはんは軽めにしておこう」などとウキウキ気分でコンディションを整えていたが、夜の19時を回っても連絡が来ない。
もう今日のディナーは無くなったと思ったほうがよさそうだ。
こういうネガティブな出来事がおきたときに、特に意識していないと悪態やため息をつきたくなる。でもグッと堪えよう。
人の真価が試されるのってこういう「普通にしてたらイヤな気持ちになる場面」だと思うんだよな。
この場面で動じずに、嫌な顔ひとつせず切り替えができる人間は、はたからみていて強すぎるし、憧れる。自分もそうでありたい。
僕は気を抜いたら「あの人のせいで退屈な夜になった」とか思ってしまう人間なので、極力気を強く持って過ごした。少しずつ自分という人間を磨いていくつもりで。
今日の夜ご飯も結局一人飯ということで、カジノに出向いてパンダエクスプレスでチャーハンとオレンジチキンを頼んだ。
正直チャーハンのご飯はパサパサであまり美味しいとは言えなかったのでビールで流し込んだ。オレンジチキンは美味かった。
20ドルだけルーレットを試しにやってみたら一瞬で負けてお金が溶けたので、今日の出来事を総合的に考えてさすがに気持ちが下がってきた。
そんなことをしていたら、今日ディナーをともにする予定だった日本人の彼からラインがあり、仕事中(展示会)に電池がきれて連絡ができなかったがまだ仕事が終わらない、ということだった。
仕方ないな。働いてたらそんなこともある。いちいち目くじらを立てないことだ。でかい男になるためのトレーニングだ。
とはいえ、さすがにあまりいい気分にはなりきれず、悶々としながら帰宅。
【アメリカ一人旅5日目・ラスベガス】Airbnbの宿のホストからの誘いを無碍に断り後悔
時系列を少し遡ることになるが、5日目の昼すぎに、Airbnbの宿の自分の個室でぐうたらと寝ていたら、突然部屋のドアがノックされた。
ノックされるとは思いもよらず、少しテンパりつつドアを開けたら、Airbnbの宿のホスト(30歳くらいの気のいいにーちゃん)がとうもろこしを食べながら突っ立っていた。
そしてそのにーちゃんに「Are you hungry?」ときかれた。
僕はついさっきご飯を食べたばかりだったので「No, thank you.」と自然に回答してしまったが、にーちゃんは少し悲しげな顔して「OK. No problem.」と言ってさっていった。
僕はその直後に「はっ、、、孤独な日本人に親切にご飯の誘いをしてくれたのに、無碍に断ってしまった。。」と後悔した。
お腹がいっぱいであっても、善意をうけとりつつ、アメリカの地で知り合いを増やすために、確実にここはYESと答えるべきだった。
「お腹がいっぱいだから断る」のは正直であり、正直であることは美徳だが、ひととうまく仲良く付き合うのはもっと美徳だと思う。
もう誘ってくれることはないかもな。「A little bit hungry.」とか適当にいってついていくべきだった。
こういうちょっとした失敗を、次に生かしていこう。
【アメリカ一人旅6日目・ラスベガス】カジノで小さな勝利!
「今日は深夜(26時)にグランドキャニオン行きのバスに乗るので、あまり無理に夜遊びをせずにゆっくり宿で過ごそう」というプランで、スーパーに軽く出向いてドーナツやカップ麺を調達して、宿で軽くプログラミングをしたりして過ごしていた。
しかし、明日はグランドキャニオンの日帰りツアーで一日潰れることを考えると、実質今日がラスベガスで過ごす最後の夜なので、宿にいるのが勿体無い気持ちになり、夕方ごろに少しだけストリップ通り(カジノやホテルが立ち並ぶ超ド派手な通り)に出向いた。
まだいっていなかった名所「コカコーラストア」を軽く見たが、それ以降特にやりたいこともなく街をうろうろしていたら、ふつふつと昨日20ドル負けた悔しい気持ちが蘇ってきた。
もしかして、取り返せるかな・・。
昨日みたいに、闇雲にお金をかけるのではなく、ちゃんとルーレットの過去データをみて流れを読めばいけるんちゃうか・・。
そんな気持ちになって気づいたらルーレット台に座っていた。
20ドルだけ入れて、トライ開始。
過去データをみると、一定間隔で「0」の目がでていることがわかった。
その間隔に合わせて「0」に一点張りしていたら、なんと2回も一点張りで当ててしまった。。。。!
でもここで「浮かれない」ことが、何を差し置いても最重要。
「プレイ時間」だけをしっかり決めて、タイムリミットが来たら潔く帰ろう。
というわけで、少しルーレットのコツを掴んだ気がして、まだまだプレイしたかったが、切り上げることに。
数万円の勝利。
昨日はなかなかいいことがなかったので、これは嬉しすぎる。いい気分でこの街を去れそうだ。
ではこれから、グランドキャニオンに向けて出発してきます。
See you!
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