雑記

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【30代男のアメリカ放浪ひとり旅】ナッシュビルからニューヨークへ(14~15日目)

アメリカ放浪旅も15日間が経過。ナッシュビルからニューヨークへ来た。 おそらく僕がこれまで訪れたどの都市よりも規模の大きいこの街に、寝泊まりして放浪しているという事実が大変感慨深い。   この街に来て以来、 「このニューヨークという都市で輝けたら、世界で輝けるんだな」 「いまこの街で自分の周りで過ごしている人間をアッと言わせたら、世界に通用するんだな」 「そんなにはちゃめちゃに難しそうでもないぞ」 とか考えて、自分がスターダムを駆け上がる妄想をしながら過ごしています。   さて、ナッシュビルからニューヨークまで移動するところから現在に至るまでを振り返っていきたい。   【アメリカ放浪14日目・ナッシュビル】早朝の飛行機でニューヨークへ向かうもまさかのトラブル 筆者はナッシュビル国際空港から早朝の便で「ニューアーク・リバティー国際空港」に向かった。 ニューヨーク近辺にある空港で有名なところと言えばJFK(ジョン・F・ケネディ国際空港)で、当然僕もそこに向かうものと考えていたが、よくよく調べたら「ニューアーク・リバティー国際空港」でもニューヨーク市街地までの距離はJFKと同じくらいで、しかも「ニューアーク・リバティー国際空港」向けのフライトの方がなぜか値段がかなり安かったのでこちらを選択。   「ニューアーク・リバティー国際空港」へは、Spilit航空で向かった。 そして数時間を経て空港に到着し、いつものように預け入れ荷物を回収しようとしたが….. 待てども待てども出てこない。 時間に余裕はあるので焦ってはいないが、よくみると周りにほとんど人もおらず、違和感を感じ始めた。 普通、荷物受け取りレーンの周りにひとだかりができるよなーー。。。   などと思いつつ、少しウロウロしたりスマホで現在地を見たりしていると、あれ、、、 ここ「ニューアーク・リバティー国際空港」ちゃうやん!!「ワシントン・ダレス国際空港」やん!!!   なんと、目的地に到着しておらず、全く別の空港に来ていたようだ。。 よくよくスタッフに聞いたりしてみると、なにかしらの問題が発生し「ニューアーク・リバティー国際空港」には到達できずここに不時着した様子。 こんな非常事態なので、飛行機内で散々アナウンスされていたことと思うが、僕はそんなことを思いもよらず読書に耽っていたので、気づかずにここまできていた。   こんなこともあるんだな。。。早めに出発しておいて良かった。これが夜中とかだと到着も遅れて電車がなかったりとか、かなり大変だ。   不時着した空港から本来の目的地である「ニューアーク・リバティー国際空港」まで、また別の便で飛ぶらしいので、しばらく待機し、最終的に「ニューアーク・リバティー国際空港」に到着したが、かなり時間をロスした。 日本でこんな事態が起きたら、飛行機内が超絶殺伐とした空気になって、舌打ちとため息と貧乏ゆすりで闇の機内空間になりそうなものだが、そこはさすがアメリカだった。 なんと、「ニューアーク・リバティー国際空港」についた時に拍手喝采でお祝いムードだったのだ。   「「「やっと目的地に着けたね!色々あったけど無事やり遂げたな!みんなお疲れ!こっからたのしもうぜ!!!!」」」 みたいな感じ。   本当に日本では考えられない。 日本文化、アメリカ文化、それぞれ良し悪しあるけど、こういうアメリカ文化は存分に学びたいところだ。   その後、夜21時ごろにAirbnbの宿に到着したので、この日は特に市内観光をせず、近場でハンバーガーを食らって就寝。 Airbnbの宿代をケチったせいで、少し市街地から外れた治安の悪そうなところに泊まる形となったが、まぁ仕方ない。 この環境で最大限楽しんでいこうと思う。   【アメリカ放浪15日目・ニューヨーク】ニューヨークの観光スポットをひたすら徘徊 現在16日目のAM3時で、かなり疲れているので簡単に15日目の行動をメモする。 まず、GRAY’S PAPAYAというホットドッグ屋へ。アメリカに来てからまだホットドッグを食べていなかったので、ニューヨークの有名店を探してここに来たが、大正解だった。ホットドックもうまいし、「パパイヤドリンク」が特に美味しかった!かなり甘い飲み物だが爽やかなバニラっぽい風味が最高。甘いものがそこまで得意ではない僕もこれはハマりそうだった。 続いて、セントラルパークをふらふら見た後に、プリペイドSIMを探した。 ahamoをつかってそのままアメリカで使っていたがなんと海外では15日間しか有効ではないらしい。海外に来てから15日以上が過ぎるとahamoが使えなくなってしまう。。ということでAT&TというところでプリペイドSIMを購入。なんとこれが8000円近い出費となった。最初に想定していなかった無駄な出費というのは精神的にちょっとくるなぁ。 そして、そのあと、有名ロブスター店「Burger & Lobster」へ。 この旅の序盤に、ロサンゼルスで「The Lobster」という有名ロブスター店に行こうと店の前まで出向いたのだが、あまりの店の高級感や、その店の客が複数人グループばかりであったことを見て、一人ぼっちで入ることを諦めてしまった過去がある。…

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【30代男のアメリカ一人旅・12〜13日目】ナッシュビルでビール醸造所やウイスキー蒸留所を散策

30代男の筆者によるアメリカ一人旅も、全24日間中、13日が経過し、半分を折り返した。 ロサンゼルス、ラスベガス、マイアミと3泊ずつ滞在して、いまはナッシュビルにいる。 明日早朝にNYに出発予定である。 本記事ではナッシュビルの滞在記録を書き綴る。 【アメリカ一人旅12日目・ナッシュビル】宿でゆっくり休んでYee-Hawブルワリーへ これまでのアメリカ放浪は非常に弾丸であった。 ロサンゼルス、ラスベガス、グランドキャニオン、マイアミ、ナッシュベルをこれまでの11日間で駆け巡ってきたのだ。 そしてさすがに旅の疲れを感じ始めたのと、ナッシュビルはそこまで大きな街ではなく、やりたかったことの大半は昨日の半日程度で満喫できていたので、12日目は宿でゆっくり過ごすことにした。 「やりたかったことの大半は昨日の半日程度で満喫できていた」と書いたが、語弊のないように補足しておこう。 ナッシュビルは「カントリーミュージックに興味があれば」非常にみるポイントは多い。美術館やコンサートホールなど多数あり、ものすごく楽しめるだろう。一方で僕はそこまで興味がないというか、カントリーミュージックを一曲も知らないレベルなので、ライブミュージックを奏でているバーに1~2回入ったら満足であったので、やりたいこと自体がそこまで多くなかったということなのだ。 僕にとっては、宿でゆっくりする時間も大変に貴重。 忙しく旅先を回っているからこそ、より一層一人の時間が輝く。読書や調べ物、英語の勉強、自分のWEBサービスづくりなど、知的生産作業に勤しんだし、疲れも取れた。 ただ、丸一日宿にいても、まともなご飯が出てくるわけでもないし、さすがに一日がもったいない気がするので、夕方ごろにYee-Haw Brewing Co.というビールの醸造をしている場所(ブルワリー)へ向かった。 ここナッシュビルは、ビールの醸造所やウイスキーの蒸留所がたくさんあるようで、そういったところも見所なのだ。 Yee-Hawのブルワリーを選んだ理由は、そこに併設しているWhite duck taco shopというタコス屋が本場のメキシコよりも美味しかったというブログ記事をみたからだ。 タコスのおいしさが現状全く理解できていない僕は、なんとかタコスの良さを理解したかった。そしてうまいタコス×ビールの組み合わせをキメればどう考えても幸せになるだろうと思い、そこを選択した。 ビールもタコスもかなり美味しかった。タコスを人生で初めてうまいと思えたので、きてよかった。これまで食べたタコスがよくなかったんだね。そういうことってあるよね。 その後時間を持て余していたので、少し宿でたべるお菓子や軽食を手に入れようと、徒歩で20~30分ほど歩き、Whole Foods Marketという巨大スーパーに立ち寄った。 ただ、こちらのスーパーはやや高級スーパーであった。物価の高いアメリカで高級スーパーに立ち寄っても、冗談抜きでひとつも手軽に買えるものはなかった。うろうろとスーパー内を巡ったが、目にする商品全てが「たっか!!」という金額で、おおよそ日本の3~5倍程度の金額なのだ。 手に持った買い物カゴを空のままそっと元の位置に戻して、泣く泣く店をでた。日本とアメリカの圧倒的な経済力の格差を見せつけられ、かなり危機感を覚えた。 手ぶらで帰りたくなかったので、他のスーパーに立ち寄って、6個入りのドーナツや牛乳を買って帰宅。明日から毎日朝食はこれにしよう。 【アメリカ一人旅13日目・ナッシュビル】コルセア蒸留所でウイスキーを堪能 ナッシュビルはウイスキーの製造でも有名だそうだ。 少し足を伸ばせばかの有名なジャックダニエルの製造所もあるようで気になったが、ツアー料金がそこそこしたのと、時間的にもそんなにかけるつもりがなかったので、近場のコルセア蒸留所(Corsair Artisan Distillery)を選択した。蒸留所とバーが一緒になった施設であった。 事前にWEBで予約しておいたので、17時から製造所内部の見学が始まった。参加者は僕一人であった。 ツアーが始まる前に、英語がそこまで得意ではない旨を伝えたら、少しだけゆっくり説明してくれたようで、まぁまぁ聞き取れた。 蒸留塔やウイスキーの樽などをみて、歴史を教えてもらい、非常に良いひとときであった。 全てのウイスキーを手で瓶詰めしているとのことで、その装置なども見せてもらった。 そして製造所の見学が終わり、店内入り口のバーカウンターへ戻り、ウイスキーやジンの飲み比べをさせてくれた。5種類も飲み比べたが、正直に言えば口に合うものも合わないものもいろいろあった。 これらが全て込みで23$程度。5種類も飲み比べできたので満足。 案内してくれたかわいらしい60歳くらいの女性が、常にバーカウンターでも話し相手になってくれて、孤独感が紛れた。 でも、やっぱり、英語がもっとできないとダメだ。英語が完璧な状態だったときの楽しさを100としたら、いまはおそらく40くらいしか楽しめていないだろう。もう狂ったように英語を学ぶべきだ。アメリカに行くなら、特に「リスニング」だけは本当にとことん突き詰めた方が良い。洋画を字幕なしで見れるくらいまで。 少し多めにチップを渡して、蒸留所を出た。 その後、また時間を持て余したので、徒歩で40分ほどかけて、初日に訪れたガンボのお店(The gumbo bros)へいって、前とは違うチキンのガンボを注文。こちらも非常に美味しかった。 このガンボのお店には2回訪れたが、2回とも接客が神がかったフレンドリーさだった。 金髪のおねーちゃんも、いけてるおにーちゃんも、すごく気さくに親切に話しかけてくれる。 日本人が珍しいからなのかな。 ここでも、もっと英語が話せたらなーなんて思いながら、店を出て宿へ。 徒歩50分かけて、帰った。暇なんです。笑   では。  

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【30代男のアメリカ一人旅・10〜11日目】マイアミでNBA鑑賞して、ナッシュビルへ

30代男の筆者によるアメリカ周遊一人旅もついに10日を迎えた。 合計24日間滞在する予定なので、まだ旅程全体の折り返しには達していない。「まだ半分以上もある」という事実に少しホッとする。 非日常的な刺激の連続で、この10日間がものすごく濃密だった。 10日前に降り立ったロサンゼルスの出来事は、誇張抜きで3週間前の出来事のように感じる。 そして、10日間、めちゃくちゃ多くのことを学んだ。 ブログや0秒思考を繰り返して「文章を書くこと」が、自分の思考を圧倒的に深めて、種々の体験から学びを抽出していることに気づく。 漫然と旅行していては気付けないことだ。 大体一日一時間程度執筆に充てているが、この積み重ねが将来信じられないほど大きな果実になることを確信している。 読者の方もぜひ、旅行に行った際や、旅行に限らず日常でも、文章を書いてみてほしい。実際に文章を1~2ヶ月書いてみると、書くことでしか得られない「認識力の強化」や「人間的成長」が存在していることに気づくだろう。かけがえのないものだ。 今日は旅行10~11日目の様子を綴っていく。後日余裕がある時に写真などもアップしたいが、記憶が新鮮なうちに取り急ぎ文章で綴る。   【アメリカ一人旅10日目・マイアミ】キューバ風の街「リトルハバナ」へ 前回の記事でお伝えしたとおり、マイアミで、すごく気のいい好青年と出会った。 彼は一人でNBAの決勝をマイアミに見にきているとのことで、僕をNBAの決勝観戦に招待してくれた。ものすごく貴重な試合らしい。 NBAの試合の存在も知らずになんとなく筆者はマイアミに訪れていたので、こんな奇跡的なタイミングでマイアミに居合わせられた事実と誘ってくれたことに感謝しつつ、二つ返事で夜に一緒にNBAを見にいくことにした。 決勝の開始が夜の20時ごろで、それまでの時間はお互い暇なので、マイアミにあるリトルハバナという「キューバの都市ハバナ風の街」に出向いた。 キューバは、日本の裏側にあり、文化や生活など何から何までまるで違う様子だが、食事は非常に我々日本人の舌にマッチした。 そして、とにかく陽気。リトルハバナの街にはバーがいくつもあり、大抵のバーからはライブ演奏の音楽が流れ出ていて、人々が平日の夕方から談笑したり、踊ったり、葉巻を吸いながら、自由に満喫している。 キューバの料理も美味しかったが、特に「cuban coffee」というキューバスタイルのコーヒーが美味しかった。 エスプレッソに近いかなり濃いコーヒーに、たくさんの砂糖が混ぜてあり、ほろ苦さと甘さを同時に楽しめる。 量もショットグラス二杯分くらいあり、エスプレッソでは量的な物足りなさを感じる僕も、十分な満足感を得られた。 【アメリカ一人旅10日目・マイアミ】スタジアムでNBA決勝のビデオ観戦パーティ 前述の通り10日目の夜は、NBAの全米決勝戦が行われるとのことで、マイアミで知り合った友人に誘われてKaseya Centerというスタジアムへ出向いた。 Kaseya Centerは普段からNBAのバスケの試合が行われる歴とした会場であるが、この日はマイアミではなく敵側のホーム地(アメリカの西側)で試合が開催されるので、このスタジアムでは巨大スクリーンで映像を流してみんなで観客席から応援する形だ。 NBAの決勝戦を生で見ようと思うと、めちゃくちゃ端っこの席ですら数万円という高額なのだが、ビデオ観戦のためなんと10ドルで入れた。これも、ふらっとたまたまマイアミに居合わせた僕にとって奇跡的だ。もしマイアミで試合だったら、高額すぎていけなかったかもしれない。 また、NBAの決勝戦は先に4勝した方が勝ちというルールで、現状マイアミ1勝、敵チーム3勝という状態で、マイアミからするとあとがない重要な試合であった。さらにここで勝てば、今度はまたマイアミのこの会場で決勝戦が引き続き開催される。 そんな背景もあり、スタジアムは異様な熱気と緊張感に包まれていて、特にマイアミファンではない僕もマイアミの勝利を強く願う気持ちになってきた。 ちなみに、招待してくれた友人はマイアミの熱狂的ファンであり、マイアミを応援するために30万円近いNBAの観戦チケットを買っている男である。彼がマイアミのチームの歴史やメンバーの経歴などを教えてくれたが、その全ての言葉に熱い思いが込められた。 僕は「お金や時間がどれだけかかっても気にすることなく、ここまで一つのことに熱くなれる趣味を持つ」そんな彼に憧れの念を抱いた。 彼はこれまで賢くて紳士的な男だったが、決勝戦が始まった途端に、いい意味で豹変し、雄叫びを上げる獣になった。 こちらの点が入ればシャウトして周りの観客と抱擁し、相手の点が入れば悔しさと悲しさが入り混じった悲痛な表情をする。 日頃はあれだけ誠実で成熟した20代の青年が、こんなに感情にむき出しにするとは。 彼と共に熱い時間を過ごせて、僕は最高に楽しかった。 一生の思い出だ。心からありがとう。 そして、その会場にも、リトルハバナにも、マイアミビーチにも、僕ら以外の日本人は一人たりともいなかった。 おそらく合計3000人近い人間をマイアミの地で見かけたわけだが、観測された日本人は僕ら2人だけ。 それがたまたまバス停で知り合ってここまで仲良くなって数年来の友達のような気持ちになるなんて、泣けるぜ。 これが一人旅の醍醐味だな。   【アメリカ一人旅11日目・ナッシュビル】飛行機でマイアミからナッシュビルへ 僕のアメリカ一人旅のマイアミ編が終わり、ラスベガスのタクシー運転手にゴリゴリにオススメされた街「ナッシュビル」へと移動。 ナッシュビルは知る人ぞ知る、スペシャル観光地。 カントリーミュージックの発祥の地であり、テイラースイフトもこの街で歌唱スキルを鍛え上げたとか。ホンキートンクストリート(=「居酒屋通り」みたいな意味らしい)には至る所にバーがあるうえに、各バーからカントリーミュージックが流れていて、人がゆるゆると踊ったりしている。 そして、酒好きの僕にはたまらない、ウイスキーの蒸溜所やビールの醸造所がたくさんある。そういう場所を見にいくもよし、美味しいお酒を堪能するのもよしの街なのだ。 さらにさらに、僕がアメリカでめちゃくちゃ食べたかった南部料理「ガンボ(海鮮シチューみたいなもの)」の有名店もあったり、ホットフライドチキンなどの名物もあり、食文化も大変に楽しめる街である! 歴史あり、食文化あり、お酒ありの、旅人にはたまらない街。アメリカ国内では旅行先として人気のようで、アメリカ人観光客と思しきひとも多い。   そんなナッシュビルに到着し、ナッシュビル国際空港からlyftでAirbnbの宿に向かった。この宿の中に入った瞬間、5つ星ホテルかと思うほどの綺麗さと設備。いや、キッチンや洗濯機があることを考えると5つ星ホテル以上かもしれない。気分は最高潮。 宿に着いたらすぐに街に出かけてガンボを食べた。ガンボ、めちゃくちゃうまい。シーフードの出汁がしっかり染みついていて、なおかつスパイシーさも強烈なシチューって感じ。家で作りたいけど、これは材料や技術などの観点で簡単にはつくれそうにないな。 その後、夜に差し掛かった街をうろついて、バーに出たり入ったりしながらライブ演奏のカントリーミュージックを聴いて、たくさんの訪問客とともに悦に浸った。   しかし、昨日までマイアミで知り合った青年と共にかなり楽しく過ごしたせいか、ふいにさみしくなる。…

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【30代男のアメリカ一人旅・8〜9日目】ラスベガスからマイアミへ移動

30代の男である筆者がアメリカを一か月放浪しているので、日々の記録を記してます。 アメリカ周遊に興味のある方の役に立てれば幸いです。 いま現在、2023年5月某日の深夜3時。アメリカのマイアミのAirbnbの宿からお送りします。 【アメリカ一人旅8日目・ラスベガス】ラスベガスから飛行機でマイアミへ 昨日(アメリカ滞在7日目)のグランドキャニオン日帰りツアーからラスベガスの宿に帰宅したのが夜の21時を回っていた。 そのため昨日は疲労困憊だったが、なんとか昨日の夜中にAirbnbの宿の洗濯機と乾燥機をフル稼働させて本日(8日目)の移動の準備を整えておいた。 本日(8日目)の朝、Uberでラスベガスのハリー・リード国際空港(旧名: マッカラン国際空港)に向かい、Wendy’sというお店でハンバーガーを食らって待機。 あとでわかったことだがUberよりもLyftという配車アプリの方がいくぶんか安いようなのと、LyftならGoogle Map経由でスムーズに予約できるのでアメリカ旅をする場合はLyftをおすすめします。 今回のフライトでは顧客満足度最低と噂のアメリカの格安航空「Spirit航空」に乗る予定で、フライトは5時間。金額は約26000円。 おそらく機内サービスは全く期待できないと予想されたため、水だけでもなんとか持ち込みたいと思ったが、空港の水が500mlで400~500円程度と法外な値段だったので、手持ちのペットボトルに空港の無料の飲料水(ボタンを押すとピューっと水が飛び出るやつ)を詰めた。 周りにも同じように行動をしている人がいたので、空港で水を買うのはやはり悪手なんだろう。 しかしその水を飛行機内で飲んだら、少し変な風味がした(硬水特有の味なのかなんなのかよくわからないが自分には合わなかった)ので、事前に空港以外のショップで水を買っておいた方が良いなと勉強になった。 予想通り機内のサービスは全くなく、水やお菓子が欲しければ割高の機内販売を使うという感じだった。 僕の目の前の席がファーストクラスの席で、その人らはポテチやらカップ麺やらジュースやらをたらふく注文して貪り食べていたので、つい釣られて自分も700円近いポテチを買ってしまいそうになったが、ここは誘惑に耐えた。 5時間ほど、うたたねしたり、kindleを読んだり、英語のリスニング学習等をして、無事マイアミに到着。 その後、預け入れた荷物を回収するのに少し手間取った。20個近い荷物受け取りレーンがあったものの、どこに出てくるかの案内がなかったからだ。合理性の国であるはずのアメリカっぽくないなと思いつつ、直感を頼りに適当にレーンの周りを練り歩き、Spirit航空の表示があったのでそこで待機していた。加えて、ベルトコンベアに荷物が出てくるまでに30~40分程度の時間もかかり、やや大変だった。 アメリカの飛行機って、日本よりも着地がうまい気がするんだよな。振動も少ないし、着地後のふらつきもなく、安心感がある。これがワールドクラスの航空技術ってことなのか。たまたまそういう飛行機に当たっただけかもしれないけど。   【アメリカ一人旅8日目・マイアミ】マイアミのAirbnbの宿へ 空港からLyftを使ってAirbnbの宿へ。 少しだけ交通の便が悪いが、家も広くて綺麗で、設備も充実しており、かなり快適な宿だ。 ラテン系のおばさまが一人で住んでいる家の一室を借りて居座らせてもらうスタイル。 おばさまと少し会話したが、すごく感じのいい方で、完全に当たりを引いた。 夜の20時を回っていたので、これから外食に行く元気もなく、近所のアジア系スーパーに出向いて、インスタントラーメンともやしとターキーブレスト(鳥の胸肉の薄切りハム)とビールと1ガロンの水を調達し、宿でチャーシューメンっぽいものを作って食べた。 ホテルじゃなくてAirbnbにしてる理由は、キッチンがあるから。金銭的および健康的な意味で、一か月外食ばかりしていられない。   【アメリカ一人旅9日目・マイアミビーチ】マイアミビーチでリゾートを満喫 昼前に起床して、マイアミビーチへ。 マイアミとマイアミビーチは似て非なる存在なので要注意。日本人がよくイメージするマイアミの綺麗な海はマイアミビーチのことが多い。 マイアミ中心地からマイアミビーチはバス等でざっくり20~30分くらいあればいける。 マイアミ中心地からバスに乗る直前、日本人らしき男性がいたので声をかけて、めちゃくちゃ仲良くなった。 そのひとも一人でマイアミに来ていて寂しいらしかったのと、年も近く、仕事や趣味など共通の話題も多かったため、話も弾み、一緒にマイアミビーチを散策した。 ビーチは圧巻。ハワイやゴールドコーストを彷彿とさせる白い浜にエメラルドグリーンの海。波はおちついていて、ゆっくりと海水浴ができる。場所柄、ラテン系の人が多い。陽気なビーチだ。気分が晴れた。 そしてその日本人の彼と一緒にキューバ料理屋に入った。 キューバ料理を食べておどろいたが、非常に味付けのセンスがいいなと感じだ。日本人の口に合うと思う。 正直、タコスなどのメキシコ料理がそこまで自分に響いていないこともあり、キューバも似たようなものだろうなと勝手に決めつけて期待していなかったが、キャッサバのフライ+ガーリック+チーズ+サワークリームの組み合わせや、豚肉(ブロック肉)の揚げ焼きなど、かなりセンスが良く激うまだった。明日以降も積極的にキューバ料理を堪能していこうと思う。 その後、一緒に「世界一エロい美術館」にも行った。ビーチに飽きた頃にふらっと行くとおもしろい。中でも、女性器を石膏でかたどったものが、400個程度ずらっと並んでいる様は圧巻だった。ピアスが付いてたり、形がさまざまだったり。。日本にはない発想に触れると脳が刺激される。 今日はいい出会いがあって本当によかった。 旅や観光や食事において、一人よりも複数人で感情や感想を分かち合った方が喜びが増すなぁと痛感。(人によるだろうが多くの人は共感してくれるんじゃないだろうか) でも、それでは、一人旅ってなんだろう?と、まさに一人旅の真っ最中に考え始めてしまった。 複数人で旅をした方が楽しいなら、一人旅の存在意義は?   これに対する僕の答えは、「一人の自由さを謳歌しつつ、好きなように”現地で仲間を作って”一緒に遊び回る体験」ということに価値がありそうだ、というところに行き着いた。行き先で上手に”仲間”を作ることが、一人旅を充実させるための重要なポイントだろう。 こんなことも含めて、日々いろいろ学ぶなぁ。最高だなぁ。 ではでは。

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【30代男のアメリカ一人旅・7日目】ラスベガスからグランドキャニオンへの日帰り旅行

アメリカ一人旅7日目。18時間にわたる、ラスベガス発の日帰りグランドキャニオン弾丸ツアーに参加してきた。 今回のノープランな一人旅の中で数少ない「絶対に行くと決めていた」場所である。 どんなツアーかざっくりというと、午前2時にラスベガスを出発して、 ・全米二番目の大きさを誇るパウエル湖を見渡せる「ワウィープ展望台」 ・アリゾナ川の浸食作用で300メートルほど深く削られた馬の蹄の形をした渓谷「ホースシューベンド」 ・「2016年 日本人に人気の海外観光スポット」第二位に選ばれた「アンテロープキャニオン」 ・全長約450km、深さ約1.6kmにわたり横たわる、世界最大規模の峡谷「グランドキャニオン サウスリム」 ・その他、恐竜の遺跡、星空鑑賞、有名お土産店、ルート66など を全て回り切って午後8時に帰着という、超合理的というか、無茶というか、一般的な楽しい旅行の予定の詰め込み方とはかけ離れた、”理外”の旅程である。 それに加えてバス(というかバン)での移動時間が大変に長く、30代の脂の乗った青年(ぼく)ですら体力の限界を迎えるほどのハードスケジュールだったが、参加者は僕を含め5名いて、50~60代の夫妻や20代の女の子など、様々な人が参加していたので、泣き言を言わずになんとか完遂した。 今帰宅直後である。大仕事を終えた気分だ。 明日は、マイアミに向けて早々に飛び立つ。 そのため今日は一刻も早く寝て、英気を養いたい。 書きたいことは山ほどあるが、今日は限界。もう終わりにしたいと思う。   だが最後に一言。   アメリカ旅行に来るならグランドキャニオンとアンテロープキャニオンは絶対にいくべし。 本当に心震えるほど良かった。 僕は日本でも数多の観光スポットに行ったが、どの分野でも日本大会と世界大会ではレベルが断然違うように、さすがにワールドクラス最高峰の観光地の実力は凄まじかった。 では寝ます。。明日はちゃんと投稿します。。

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【30代男のアメリカ一人旅・5〜6日目】ラスベガスのカジノでささやかな勝利!

アラサー男がアメリカに一人旅に来て5~6日目の様子を綴っていく。 到着してまだ一週間も経っていないが、だいぶアメリカにも慣れてきた。 孤独感や不安感も、徐々に薄らいできている。(慣れただけかもしれない) 【アメリカ一人旅5日目・ラスベガス】知り合った日本人とご飯のはずが… 前回の記事で書いたように、昨日カジノで日本人の男性と知り合ったので、今日はご飯に行く予定。 しかし、待てども待てども連絡が来ない。 「今日はラスベガスのディナーを楽しむから昼ごはんは軽めにしておこう」などとウキウキ気分でコンディションを整えていたが、夜の19時を回っても連絡が来ない。 もう今日のディナーは無くなったと思ったほうがよさそうだ。 こういうネガティブな出来事がおきたときに、特に意識していないと悪態やため息をつきたくなる。でもグッと堪えよう。 人の真価が試されるのってこういう「普通にしてたらイヤな気持ちになる場面」だと思うんだよな。 この場面で動じずに、嫌な顔ひとつせず切り替えができる人間は、はたからみていて強すぎるし、憧れる。自分もそうでありたい。 僕は気を抜いたら「あの人のせいで退屈な夜になった」とか思ってしまう人間なので、極力気を強く持って過ごした。少しずつ自分という人間を磨いていくつもりで。 今日の夜ご飯も結局一人飯ということで、カジノに出向いてパンダエクスプレスでチャーハンとオレンジチキンを頼んだ。 正直チャーハンのご飯はパサパサであまり美味しいとは言えなかったのでビールで流し込んだ。オレンジチキンは美味かった。 20ドルだけルーレットを試しにやってみたら一瞬で負けてお金が溶けたので、今日の出来事を総合的に考えてさすがに気持ちが下がってきた。 そんなことをしていたら、今日ディナーをともにする予定だった日本人の彼からラインがあり、仕事中(展示会)に電池がきれて連絡ができなかったがまだ仕事が終わらない、ということだった。 仕方ないな。働いてたらそんなこともある。いちいち目くじらを立てないことだ。でかい男になるためのトレーニングだ。 とはいえ、さすがにあまりいい気分にはなりきれず、悶々としながら帰宅。 【アメリカ一人旅5日目・ラスベガス】Airbnbの宿のホストからの誘いを無碍に断り後悔 時系列を少し遡ることになるが、5日目の昼すぎに、Airbnbの宿の自分の個室でぐうたらと寝ていたら、突然部屋のドアがノックされた。 ノックされるとは思いもよらず、少しテンパりつつドアを開けたら、Airbnbの宿のホスト(30歳くらいの気のいいにーちゃん)がとうもろこしを食べながら突っ立っていた。 そしてそのにーちゃんに「Are you hungry?」ときかれた。 僕はついさっきご飯を食べたばかりだったので「No, thank you.」と自然に回答してしまったが、にーちゃんは少し悲しげな顔して「OK. No problem.」と言ってさっていった。 僕はその直後に「はっ、、、孤独な日本人に親切にご飯の誘いをしてくれたのに、無碍に断ってしまった。。」と後悔した。 お腹がいっぱいであっても、善意をうけとりつつ、アメリカの地で知り合いを増やすために、確実にここはYESと答えるべきだった。 「お腹がいっぱいだから断る」のは正直であり、正直であることは美徳だが、ひととうまく仲良く付き合うのはもっと美徳だと思う。 もう誘ってくれることはないかもな。「A little bit hungry.」とか適当にいってついていくべきだった。 こういうちょっとした失敗を、次に生かしていこう。   【アメリカ一人旅6日目・ラスベガス】カジノで小さな勝利! 「今日は深夜(26時)にグランドキャニオン行きのバスに乗るので、あまり無理に夜遊びをせずにゆっくり宿で過ごそう」というプランで、スーパーに軽く出向いてドーナツやカップ麺を調達して、宿で軽くプログラミングをしたりして過ごしていた。 しかし、明日はグランドキャニオンの日帰りツアーで一日潰れることを考えると、実質今日がラスベガスで過ごす最後の夜なので、宿にいるのが勿体無い気持ちになり、夕方ごろに少しだけストリップ通り(カジノやホテルが立ち並ぶ超ド派手な通り)に出向いた。 まだいっていなかった名所「コカコーラストア」を軽く見たが、それ以降特にやりたいこともなく街をうろうろしていたら、ふつふつと昨日20ドル負けた悔しい気持ちが蘇ってきた。 もしかして、取り返せるかな・・。 昨日みたいに、闇雲にお金をかけるのではなく、ちゃんとルーレットの過去データをみて流れを読めばいけるんちゃうか・・。 そんな気持ちになって気づいたらルーレット台に座っていた。   20ドルだけ入れて、トライ開始。 過去データをみると、一定間隔で「0」の目がでていることがわかった。 その間隔に合わせて「0」に一点張りしていたら、なんと2回も一点張りで当ててしまった。。。。!   でもここで「浮かれない」ことが、何を差し置いても最重要。 「プレイ時間」だけをしっかり決めて、タイムリミットが来たら潔く帰ろう。   というわけで、少しルーレットのコツを掴んだ気がして、まだまだプレイしたかったが、切り上げることに。 数万円の勝利。…

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【30代男のアメリカ一人旅・4〜5日目】ラスベガス到着&散策

アメリカに到着してから5日が経過した。アラサー男の一人旅だ。 最初は、一人でご飯屋に入ることに不安や気恥ずかしさを感じていたり、物価の予想以上の高さからこの先の旅のコストを案じていたり、話し相手がいないことにかなりの孤独感を感じていて、もう帰ってもいいかも・・などと思い始めていたが、5日目にしてかなり良い方向に変化してきた。 この変化をもたらしたのが、5日間滞在したことによる慣れなのか、ロサンゼルスとラスベガスの街の雰囲気の違いなのか、自分でもはっきり自覚していないが、旅を続けているうちにわかるかもしれない。 というわけで4~5日目の模様を残していく。 【アメリカ一人旅4日目・ロサンゼルス】ダウンタウンのグランドセントラルモールにあるEggslutへ 今日は10時のバスでロサンゼルスからラスベガスへ向かうということもあり、朝の7時に起きて宿泊していたユースホステル「The Steady」を旅立った。 10時のバスに乗る前に、気になっていたEggslutという「LA NO.1の卵料理専門店」へと向かった。 場所はダウンタウンのグランドセントラルモールにある。 グランドセントラルモールの中にはたくさんの飲食店があったが、午前8:30ごろはまだ閑散としていてオープンしていないお店もちらほらあったし、人もまばらだった。 Eggslutでベーコンバーガーとオレンジジュースを注文したが、そのときに名前を聞かれて戸惑った。 「What’s your name?」という簡単なフレーズでも、ネイティブの発音スピードにまだ慣れていないのと、注文時に名前を聞かれる意味がわからず、混乱して聞き返してしまった。 どうやら料理が出来上がると名前で呼んでくれるらしい。名前を呼ばれ、料理を受け取り、ロサンゼルスの最後の朝をハンバーガーと共に堪能した。 【アメリカ一人旅4日目・ロサンゼルス】Union Stationに向かい、ラスベガス行きのバスに乗車 Eggslutを堪能した後、ラスベガス行きのバスに乗るために、Unioin Stationに向かった。 歩いて30分くらいとそこそこの距離だったので、タクシーに乗るかかなり迷ったが、時間に余裕があったことと、カロリーを消費しつつお金も浮かせられる最強の移動手段「徒歩」を選択。 道中、ほうじ茶のような匂いが何回かした。ほうじ茶に甘ったるい匂いを少しだけ混ぜた、なんとなく不快な香りでも言おうか。 「はっ。。この匂いはもしや。。」と思い、ネットでググると、やはりそうだ。 どうやらこれが大麻の匂いらしい。よくよく道を見るとタバコを吸ってる黒人男性がちらほらいるが、この人らは大麻を吸ってるんだな。 徒歩で移動したことで、ひとつ勉強ができた。徒歩移動はこういうセレンディピティがあるので、嫌いじゃない。 Union Stationに到着したものの、4~5時間の移動であれば飲み物を準備したい。 自販機でもコンビニでも、ペットボトルの水が好き放題手に入る日本と違って、アメリカは簡単には水売り場を見つけられない。 今回、flixbusという高速バスを使うので、とりあえずそこの待合室に行き、スタッフに聞いて、待合室内にある自販機で購入した。 flixbusはスマホで長距離バスが予約でき、乗車も見せるだけなので、非常にスムーズ。スタッフも親切で、気に入りました。 長距離移動の道中、僕はネックピローを首元にセットしてうたたねしたり、kindleを読んだりしてリラックスできたし、一度30分休憩を挟んでくれたので、近くのマクドナルドでハンバーガーで小腹を満たせた。 flixbusは、多少揺れが気になるものの、予想していたよりもだいぶ快適な旅だった。 【アメリカ一人旅4日目・ラスベガス】ラスベガス到着!Airbnbで予約したお家へGo! バスは、ラスベガスのFashion Showという大きなモールに到着した。 ラスベガスでは、日差しの強さに驚いた。ロサンゼルスではそこまで気にならなかったのに、なぜかラスベガスでは異様に強く感じる。 歩いてAirbnbの宿まで移動するのは難儀だ。 Uberで車を手配して、日陰で小休憩を何回も挟みつつ乗り場まで移動して、Airbnbの宿に到着。 Uberの運転手に「今日暑すぎるなぁ!」とか話しかけても、あまり反応してくれない感じだったが、丁寧に、無事に運び届けてくれたのでノープロブレム。 初めてUberアプリを使ったが、アプリの機能で車を降りた後に運転手にチップを渡せることを知った。 僕はそれを知らずに、下車時に直接1ドルのチップを渡したら、全然会話に反応してくれなかった運転手が急に陽気になり、僕のキャリーケースを下ろすのを手伝ってくれた。同じチップを渡すにしても、関係が終わった下車後にアプリで渡すよりも、直接渡した方が気分がいいな。 そして宿に到着し部屋に入ったが、そのクオリティの高さにビビった。 ここにくるまで、最低限のクオリティのユースホステルに3泊したということも手伝って、新しいAirbnbの宿の7畳分くらいの広さの完全個室と、共有スペースにある筋トレグッズや大きなテレビ、洗濯機やキッチンに感激した。ユースホステルと宿泊代もほとんど変わらないのに。 さらに、共有スペースですれ違う人とも会話が弾む。すなんかユースホステルは挨拶すらしないひとがおおくて民度の低さをひしひしと感じていたが、同じ値段なのに断然民度が高い!一人旅をしてる身にとってはこういう何気ない会話が心に染みるほど嬉しいんだ。 ユースホステルって何十年も前から若者や格安旅行者に愛されてきた施設なんだけど、いまとなっては前時代的すぎるかもな。 僕は今後ユースホステルを使うことはないだろう。Airbnb一択だ。みなさんにも、Airbnbをおすすめする。(口コミや評価をしっかりチェックすることがポイント) 【アメリカ一人旅4日目・ラスベガス】ラスベガスの街を散策 ラスベガスは、自分のイメージを遥かに超える規模だった。 もはや経済力が強いとかそんなレベルじゃなく、お金が有り余っていて湯水の如く大量の札束を垂れ流さないとこんな街作れないでしょっていう感じ。 建物の規模や人のエネルギーを含めた街の規模が、体感でざっくりと、新宿歌舞伎町の10倍くらいはありそうだ。 ネットでググったカジノを適当にうろつきながら、街にいる”おひとりさま”のあまりの少なさを見て寂しく感じる。 だれもこのパラダイスにひとりでこないってことなのか。頑張って人に声をかけて友達を作ろうと思っていたが、相手が複数人となると安易に声もかけづらい。 半分自暴自棄になり、今日はもうお金を気にせずに美味いものを食べたいなという気分になった。 ファストフードのハンバーガーじゃなく、本場の本格レストランのガチンコハンバーガーが食べたい。 スマホで調べた結果、「GORDON…

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【30代男のアメリカ一人旅・2〜3日目】ロサンゼルスを散策

現在、一ヶ月に渡るアメリカ放浪をしている。 自分の認識力を高めることと、日々を記録することを目的としてこちらのブログに残していく。 そのため、散漫とした文章になると思うがお許しを。   ロサンゼルスに到着して2日目の朝までの記事はこちらに記載してます。   2日目、昼くらいまでゆっくり0秒思考をしたり、ブログを書いたり、身支度をして、出発。 放浪すると、こういう時間のゆとりがあるのがいい。学生ぶりじゃないだろうか、時間的にこんなに自由なのは。   【アメリカ一人旅2日目・ロサンゼルス】The Groveという巨大モールへ 家を出てまず最初に、The Grove という、まるでエンターテイメントパークかのような巨大モールへ出向いた。 なぜかというと、5月のロサンゼルスの朝晩が非常に冷え込むことがわかり、僕の服装では風邪をひきかねなかったからだ。 というのも、キャリーケースがはちきれんばかりにパンパンで、パーカーなどのちょっとした防寒着を詰め込むのを断念したからだ。 半袖半ズボンの服装のみでアメリカ放浪に挑もうとしたが、朝晩は無理。11月くらいの気温になってる。寒すぎて旅行どころじゃなく一刻も早くホテルに帰りたくなってしまうのだ。 そのため、なにか羽織れるものを買うことが急務であった。 そしてせっかくなら巨大で楽しめるようなところが良い、ということでこのモールをチョイスした。 結果的に、このモールを選んで正解だった。 このモールでは「ファーマーズマーケット」が開催されており、いろんな飲食店や生鮮食品が並んでいた。 しかも非常に盛況で、図らずもお祭り感を楽しめた。僥倖。。。! ここで昼食を食べた。ハンバーガーとポテトとドリンクのセットで13ドル(約1,820円)。財布が泣き出しそうだ。 その後、いけてるパーカーを発見したので入手し、すこしうろついて、そのモールを後にした。 日差しが以上に強かったのでサングラスも買いたかったが、気にいるものがなく断念。 僕自身、サングラスはどれでもいい派なので、1000円以下で入手したかったが、高級モールということもありそんなものは存在しなかった。   【アメリカ一人旅2日目・ロサンゼルス】高級商店街ロデオドライブ&高級住宅街ビバリーヒルズへ その後どこへいくか、結構迷った。個人的にロサンゼルスで気になるのはハリウッドとサンタモニカビーチとビバリーヒルズである。 他に、ディズニーランドやユニバーサルスタジオ、美術館や天文台などいろんな見所がネット上でおすすめされていたが、個人的にあまり興味がない。 おすすめされたから思考停止で出向いてるようじゃ、最大限充実した旅にはできない、という信念のもと、それらの場所には行かないことにしていた。 そうなると案外いくところは少なく、前述の3つほどに絞られていた。 さらに、明日は丸一日ロサンゼルスなので、スケジュールにも余裕がある。 そうであれば、今日は3のうち2つ程度を回れたら御の字か、などと考えつつ、極力移動に無駄がないように、ビバリーヒルズ→サンタモニカビーチというルートに確定した。 The Groveをでてビバリーヒルズに出向いた。バスにひたすら揺られていった。 一部道路が工事中だとかでバス停が使えなくなっていたり、Google Mapの経路案内で示された正しいバスに乗っていたはずが違うところに到着したりと、軽度のトラブルが発生したが、こんなものはぼくにはダメージを与えない。 日本にいた時の僕なら悪態のひとつやふたつついただろうが、時間にゆとりがあると、こうも寛大な気持ちになれるんだな。 いや、むしろ、バスを間違えて変な場所で下されたときに、運転手のおばあちゃん(推定62歳)に優しく正しいバスに乗る方法を案内してもらったりして、非常にほっこりした。 一人旅で話し相手もおらず、結構寂しい思いをしていたので、心がポカポカになった。 そんなこんなで、ビバリーヒルズ近くにある、セレブたちがこぞってお買い物をするとかしないとかいう、ロデオドライブという名のエリアに到着した。 ロデオドライブは、日本で言う、表参道とか青山みたいなエリアと言えばいいだろうか。 高級ブランドが立ち並んでいて、そこにいるだけで少し自分が格調高い人間になったような気がするエリア。 そこで黒人男性がひとりでロープを使ってビリーズブートキャンプみたいなトレーニングをかましていたのが、アメリカの自由さを象徴しているようで、微笑ましかった。(日本では到底できないでしょう) そのロデオドライブをみたあと、歩いて10〜15分程度かけてビバリーヒルズサインに到着。 正直に言えばただビバリーヒルズという文字が掲げられた小さな広場でしかないのだが、いろんな国の観光客が集まっていたし、すごく清潔感にあふれた場所だったので、気分は悪くなかった。 一通り、映え写真をとったあと、ビバリーヒルズをでてサンタモニカへ。     【アメリカ一人旅2日目・ロサンゼルス】エンタメ感満載のビーチ、サンタモニカビーチ サンタモニカビーチはやや遠かった。 バスに揺られること数十分かけてビーチ近くのバス停まで行った後、さらに少々歩いた。 ビーチ近くの広場でダンスパフォーマンスをしていたので少し見てみたら、日系人っぽい若い男がダンスを披露して拍手を掻っ攫っている。日系人っぽいからといって、そのひとの生まれも育ちもわからないし、僕と何かリンクするわけではないが、正直な話、勇気をもらった。なぜ勇気をもらったのかを具体的に言語化したいが、かなり複雑な感情な気がするので、後日に回したい。 ビーチには観覧車やジェットコースターがあり、大盛況。老いも若きも、みんな笑顔ではしゃいでた。…

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【30代男のアメリカ一人旅・1〜2日目】ロサンゼルスへの到着

2023年5月某日、人生で初めてアメリカのロサンゼルスに来ている。滞在2日目である。 アメリカに入国するまでに、飛行機が遅延して乗り継ぎに失敗して無駄に成田に一泊するなどのトラブルが発生し、初日は疲れ果てていてなにもしていなかったので、まともに街を巡るのは今日が初めてだ。 ブログ執筆時点が朝なので、本日これからロサンゼルスの街を回っていく。   このアメリカの旅は、一人旅だ。 とりあえず出発前には行き帰りの航空券と、ロサンゼルスで3泊分の宿を確保しただけで、これからいく先も特に決めていない。気の向くままに放浪して、いろんな刺激を受けながら、自分と向き合ってみたいと思う。 アラサーにもなって、まだ人生に迷っているのかもしれないが、特に恥じることでもないと思ってる。 人生に迷ってるなら迷ってると素直に認めて、それを少しでも解決する行動を起こしたほうがより納得感のいく人生になるに違いない。   アメリカに来たからには、もちろんアメリカならではの観光名所を回ったり、いろんな国の人と関わりたいと思いつつも、余った時間で自分の仕事や読書、ブログなどにもじっくり取り組んでいきたいと考えている。 日本にいると、日々の仕事に忙殺されてしまい、自分自身や人生について考える時間は十分に取れない。 こんな日々を送っていたらあっという間に老後生活に突入して、「あれ自分の人生これでよかったのかな」とモヤモヤするに違いない。 本ブログは、もちろん誰かに読んでもらえて役に立つことを願うが、主な目的としては自分自身の備忘録や、思考の整理という部分にフォーカスしているので、内容が散漫としているかもしれないがご容赦願いたい。   【アメリカ一人旅1日目・ロサンゼルス】ロサンゼルスでの宿泊 このブログは、筆者が宿泊しているロサンゼルスの「The Steady」というユースホステルにて執筆している。 このホステルはウエストハリウッドにあるため観光地に出向くのに立地もよく、値段も手頃だったのでチョイスした。 まぁ値段が手頃と言えども、アメリカの物価がそもそも高いことと、円安の影響から、一泊だいたい7000円近くはする。(3泊で150ドル) 一か月の滞在期間を考えると、正直宿泊費用をもう少し抑えたいところだが、最低限のQOLを保とうとするとこれくらいはどうしてもかかる。   このユースホステルでは、相部屋に泊まっている。(個室があるのかはそもそも調べていない) 他の旅行客が10人程度と同じ部屋に泊まる。 部屋の中はカプセルホテルみたいになっている。ベッド一つ分の空間が割り当てられ、カーテンで外界と遮断できる。 誰に見られることもなく、落ち着ける空間と言える。 風呂やトイレは共同。キッチンもついていて、食器も自由に使えるし、湯沸器もある。   この暮らしぶりをするのは学生ならまだしも、アラサーになり、日本での暮らしが多少豊かになった今、やや抵抗感があった。 しかしながら、いざ住んでみれば、多少のシャワーの水圧の弱さ等、多少の不便さに目を瞑りさえすれば、割と問題なく暮らせる。   ただこのホステルを含め旅行をもっと楽しむために、強く必要性を感じるのがやはり英語力。 それも、そこそこ聞き取れるとか、読み書きできるとかいうレベルではなく、深く込み入った内容を「話せる」能力だ。   こういう共同宿泊施設では他の住人とちょっとした会話をすることが多い。海外だと尚更フランクに話しかけてくる。 例えば 「このお皿ってきれいかな?」 「冷蔵庫のものって勝手に食べていいの?」 「あ、勝手に食べちゃダメって書いてあるねw」 「トイレ誰か入ってるかな?」 みたいな。   海外の人は息をするようにこういうラフな会話をスタートしてくる。 そして、英語圏同士と思われる人は、そこからもっと会話が広がり、プライベートや仕事の話に発展したり、しょうもない馬鹿話で笑い合ったりしはじめるわけだ。 そんな姿を横目に見ると、歯がゆい気持ちになる。自分ももっと話せたら楽しいのにな、と。   僕自身TOEIC870をとっているが、”英会話”となるとテンでダメだ。 最低限の日常的なやりとりであればなんとかなるが、会話についていくのに必死で、ユーモアを交えたコミュニケーションを楽しむとかはなかなか難しい。 いや本当はやろうと思えばできるのかもしれないが、楽しい会話が途中でスムーズにいかなかったらどうしようとか色々考えだして、恐怖感からためらってしまう。 アメリカ旅を決定してからの一か月程度、ほぼ毎日1時間程度のシャドーイングをして、オンライン英会話もしたが、それでもついていけないところが多々ある。もっと長期間にわたって、重点的にやらないと。 この状況を一刻も早く打開することは充実した人生を送る上での重要課題だ。   【アメリカ一人旅1日目・ロサンゼルス】ロサンゼルス国際空港からウエストハリウッドのホステルまでの移動 ロサンゼルス国際空港についてから、出口すぐのバス停で、FlyAwayという高速バスみたいなので40分ほどかけて、ロサンゼルス最大(?)のUnion Stationという駅へ向かった。 バスに乗るためにはアプリでチケットを買う必要があるが、バス停に行けばアプリのダウンロード方法など書いてあるので簡単に乗れる。…

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思考力、会話力、認識力を高めるために、どのように文章を書くべきか

ものごとの「認識力」を高めて、会話力だったり思考力を高める目的で雑記ブログを書き始めて1ヶ月ほど経過した。 ほぼ毎日2000文字近く書いてます。   トレーニングを始めた最初の頃は、会話シーンで言葉がすらすらと出てきてものすごく効果を感じていたが、最近少し効果の実感が薄れてきた。 かつては「書くこと」について何冊も読み漁っていたので、認識力を高めるための文章の書き方をはっきりと意識できていたが、最近は漫然とただ書いている傾向が強い。 この記事では、改めて、認識力や会話力や思考力を高めるために文章を書いている人間は、「どのように」書くと効果的かについて考えていこうと思う。   まず第一に ・問いがあること これがかなり重要である。   YouTuberのヒカル曰く、会話力を磨くためには「さまざまな問いについて自分なりの答え」をもっていることが非常に重要とのことだ。 また、齋藤孝氏も著書の中で、問いに対する答えを述べる、という文章スタイルを推奨(もしくは単なる提示)していた記憶がある。   もちろん、問いといっても、「愛知県の県庁所在地はどこだ」みたいな、ググれば答えが出る問いはよくない。 「答えのある問い」ではなく、答えのない問いについて考えることが、思考力の向上につながるわけだ。   例えば本記事であれば、 認識力や会話力や思考力を高めるために文章を書いている人間は、「どのように」書くと効果的か という問いを冒頭で立てている。   これは著名人がいろんな見解を出していたり、科学的に検証されうる問いなので、完全にオリジナルの思考をゼロから構築していくような性質の問いではないため、悪い問いでもないがものすごく良い問いでもない。 僕が考える、文章トレーニングをする上での良い問いかけとは、たとえば   ・正論を言われても素直に聞き入れられずに腹が立ってしまう時はどう自分の感情をコントロールすべきか ・人が生きる理由は何か ・今を大切に悔いなく刹那的に生きるべきか、将来に備えて我慢・努力すべきか ・他人に口喧嘩で負けてしまうが、どうしたら気にせずに過ごせたり、口喧嘩に勝てるようになるか   というような、なかなか調べても答えが出てこない、ある種哲学的な問いかけである。 こういった問いかけを、誰しもふとした瞬間に考えることがあると思うが、頭の中での思考には限界があるので、書いてより深く、より精緻に掘り下げると、思考力や認識力、ひいては会話力につながるわけだ。     続いて、認識力や会話力や思考力を高めるための文章の書き方として ・比喩を多用すること があげられる。   トーク力の高い人を思い浮かべると、得てして比喩がうまい。例えば島田紳助、くりぃむしちゅー上田、YouTuberヒカルなど、明らかに一般人よりずば抜けて比喩が上手い。 聞き手にとって納得感のある比喩を会話で使えば、会話がおもしろくなるし、弾む。 そして、カリスマ性の高い人は比喩が上手いと聞いたことがある。YouTuberのDaiGoがいっていたような。(違ったらすみません…) 比喩の能力が高いことで、周りから「会話の上手い人」として一目置かれるというのは経験則からしてもほぼ間違いなく確かだろう。   一方で、比喩表現は、意識的にトレーニングしないとかなり難しいと思っている。 天才的な一部の人をのぞいて、比喩の技術を学び、実践しなければ、身につかない。 それも一朝一夕に身につくような代物ではない。 野球選手が日頃から素振りをするように、会話の上級者(プロ)を目指すものであれば日々の文章トレーニングで比喩を鍛えるべきである。(野球の比喩を入れてみた) 比喩が上手でなくても、おもしろくなくてもいい。 まずは「何かに例えてみよう」という心構えを当たり前のように身につけていくことがポイントだと思う。次第にその姿勢が会話の中でも出てくるようになるはずだ。     最後に、 ・エッセイ形式で書く ことがあげられる。 エッセイとは「実際に起きた具体的エピソードをつづったうえで、それに対する感想を書くもの」らしい。(確か齋藤孝さんがこう定義していたはず) 認識力や会話力の高い人は、ただ自分の思考を表現することがうまいだけでなく、事実を的確に描写することもうまい。…