人前で話すときや議論するときに脈が早くなり過呼吸気味になるのはなぜ?対処法は?

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僕は人前で話すときや人とちょっと意見が対立して議論するときに、心臓がバクバクして過呼吸気味になる傾向が強い。

赤面したり、汗が吹き出したりはしないものの、気が狂いそうなほどに脈拍が早くなり、呼吸も浅くなって十分にできなくなる。

呼吸が浅くなると何が起こるかというと、声を出すための息の量と強さが足らなくなり、まともに言葉を発せなくなる。

同じような人もいるだろうか?みんな多かれ少なかれ緊張することはあるとは思うが、僕ほどに症状が出てる人はあまりいないように感じる。

 

なぜだろう。いつからだろう。

そんなふうに考え続けても、答えは出ず、解決ができない。

こういうモヤモヤすることがブログにとっては非常に良い題材となるので、今回もブログで原因や対策を考えていきたいと思う。

このブログの読者の方に少しでも役立ってくれると嬉しいが、このブログは自分自身の『認識力』の向上のために執筆しているので、役に立たなければごめんなさい。

 

さて。僕の症状についてもっと詳しく分析してみよう。

まず言えるのは、人前に立った時と、他人と口論に近い議論をするときで、ほとんど同じ症状が出ているということだ。

いずれの場合も、前述の通り、脈が高速になり、呼吸が浅くなる。さらに呼吸が浅くなることで、安定して出力できず、声が震えてしまう。

その状況になるともうだめだ。

声が震えると『自分の焦りを悟られているのではないか』と感じられて、ますます症状が悪化する。

 

さらに言えば、過去に口論になりかけたシーンを想像して、『あの時自分がこう言ったらどう返されるだろう?』とか少し振り返ってシミュレーションしているだけでも脈が早くなる。

実際に相手に対峙していないし、実際に言われた言葉ではなく自分が想像したやり取りの中でも、症状が出てくるわけだ。

 

こんな自分が嫌になる。

はっきり言えば、めちゃくちゃ恥ずかしい。

人前で話せない=自分に自信がない=小心者=弱者男性などとぐるぐる考えてしまい、自己嫌悪に陥ることになる。

 

たまにYouTubeやTwitterで、路上などで一方的に絡んでくるクレーマーに対して淡々と反論している動画を見たり、ディベート動画を見たりするわけだが、自分にはそれができないだろうと思う。

すぐに息が浅くなるというか、声が詰まるような状態になり、徐々に頭の中も真っ白になってまともに言葉を発せなくなるだろう。

 

これはなぜか。考えられる理由はいくつかありそうだ。

・言い負かされて人に笑われることが怖い

・人前で自分の会話能力の低さを露呈してしまうことが怖い

・自分の話している内容に自信がない

・過去に口論で負けたりしたときのトラウマ

・議論に勝てた経験の少なさから、勝てる自信がない

・いちいち議論に負けたり、人前で恥をかくことに対して極端に恐れてしまう、プライドの高さ

あたりだろうか。

 

 

上記を踏まえると、主に自分の会話能力の低さ(厳密に言えば、会話能力に対する自信)と、会話の場数と、プライドの高さが大きな原因かもしれない。

もし仮に、自分が自分や他人を以下のように認識していれば、この状態にならないと思う。

・自分は弁論技術が高い

・自分はユーモアセンスが高い

・自分は頭の回転が速い

・自分は自分の言葉で人を魅了してきた

・自分は自分の言葉で人に議論で買ってきた

・変なことを言ったって、いいじゃない、それが自分の言葉なんだから

・自分ってそこまで大した人間じゃないから、議論に負けることだってあれば、人前でうまく話せないこともある

・赤面症の人がいたりするし、自分だけが人前に立つことが苦手なわけではない

・口論や議論の相手は絶対的な敵ではない、(大抵の場合)話せばわかる味方である

こんなふうに認識できたら、おそらく人前で堂々と振る舞えるし、口喧嘩でもビビらず戦える。

 

ではこのように認識を変えるために、どうすべきか?

ここで精神論に頼らず、具体的なアクションをあげることが重要だと思う。

精神論で自分が変えられた試しがほとんどないからだ。

 

具体的なアクションを考える前に、話が上手い人のエピソードを少し思い出したので書いておきたい。

有吉とヒカル(YouTuber)の話だ。

 

有吉は、一時期ブレイクしたあと、なかなか仕事がなく、家でテレビを見て過ごすことが多かったようだ。

しかしそのテレビの見方は『俺だったらこの場面でこう言うな』『このシーンはこう切り返したら受けるだろうな』と言うシミュレーションをおこなうものだった。

それで鍛えられたのか、いまではユーモアスキルに富んでキレのある会話を繰り広げて人気を獲得している。

 

続いてヒカルのエピソードだが、ヒカルも有吉と同じく、よく『この場面が来たら何をいうか』を想定していたと本に書いていた。

例えば突然、兄の葬式で弔辞を述べる必要が出てきたらなにをいうか。など。

 

この二人のエピソードはすごく似ている。会話のイメージトレーニングをしているのだ。

普通の人はやっていないと思う。

だからこそ、普通の人より会話面で『強く』なれるのだろう。

 

 

前述の通り、僕が抱える症状には、いくつか要因があり全てが解決できるかはわからないが、『会話の場数の少なさ』『自分の会話能力に対する自信のなさ』というかなり大きいと思わる要因を、有吉やヒカルのような会話イメトレで解決できるかもしれない。

当然、イメトレだけではなく、実際に人前で話したり口論したりする回数を増やしていくことも大事だ。

しかしそんな機会ってなかなかないし、意図的に増やしたりできない。

 

まずは会話イメトレに打ち込んでいくのが、僕の症状の解決への結構な近道かもしれない。

 

ただ、一点注意しておきたい。

僕は自分がこれまで『書くことのメリット』についてたくさん学んできたわけだが、その中で、『頭の中でぐるぐる考えていてもろくに思考できておらず、書かないと認識力等が磨かれない』という学びがある。

 

それらを踏まえると、

『自分が何か話すシーンを想定して、そこで話す言葉を実際に文字に起こしてみる』

というのが最適なアクションだと、今の僕は考える。

早速次回のブログでやってみようかな。

 

では。

 

 

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