現在2023/5/1。32歳の僕は、旅行でイタリアのフィレンツェに来ています。
日本から仁川を経由してイタリアに来たわけですが、その移動時間、なんと13時間。
13時間もあると、寝たり映画を見たり色々できますが、僕は読書を選びました。
というのも、若者と呼べる時期を過ぎた自分が、最近あまりにも人生に迷い、納得のいかない日々を送っているので、少しでもヒントを得たく、日々本を貪るように読んでいるからです。
選んだ本は、人気youtuberヒカルの「心配すんな。全部上手くいく。」という本。
結論から言うと、今の自分の迷い、憂い、嘆き、苦悶といったものが思った以上に吹っ飛んでいきました。
この本を手に取るまで、ヒカルの動画を何度か見たことがありましたが、トーク力や圧倒的な自信、そしてそれらからくるカリスマ性になんとなく凄さを感じていたものの、年下であり、なんとなくチャラチャラした感じを受けており、まともにリスペクトすることを無意識のうちに拒んでいました。
実は多くの社会人男性も同じような印象を抱いているのでは、と思ってます。
ヒカルの凄さになんとなく憧れを感じるものの、その自分の感情を認めたくない。こんなお調子者を評価したくない。
正直なところそんな気分じゃないかと思ってます。
ましてや男友達や会社の同僚にヒカルを尊敬しているなんて口が裂けても言えない。
しかし、この本を読んで僕は完全にヒカルの実力を認めることになり、さらにはヒカルのアドバイスにしたがってしばらく生きてみようと決意するに至りました。
その理由は端的にいうと、この本を読んだことで「圧倒的なトーク力を手にして人生を思うままに謳歌したい」という自分の欲求にまず気付かされた上に、ヒカルの考え方やアドバイスが鋭く、自分も本気で頑張ってみようとモチベを刺激されたからです。
明確な目標ができると、モヤッとした気分が晴れるんですね。この本で、僕の当面の目標とやるべきことが明らかになったので、本当に読んでよかったです。
仕事も恋愛もご近所付き合いも、トーク力がずば抜けていれば結果が出せるだけでなく、トークや人付き合いそのものが超絶楽しくなると思っています。自分の考えを、寸分のずれなく、流暢に言語化し、他人に納得してもらい、共感してもらう。こんな楽しいことってあるだろうか。こんなに自己肯定感の上がる体験ってあるだろうか。
学生時代のように、雰囲気でなんとなくこなしてきた会話が、社会人になるにつれて全然通用しなくなり、いつも「まともな発言」「TPOに適した発言」が求められるようになります。すると、発言する前にいろんなことを気にしないといけなくなって、人と付き合うことがだんだん苦痛になってきませんか。
僕はまさにそうで、自分の思うままにトークを繰り広げて、人を魅了できたら、そんな楽しいことはないよなと思ってます。
僕がこういった日記というかエッセイというか、文章を書き始めようと思ったきっかけも、完全にこの本の影響によるものです。
この本には「文章を書くことによって自分の考える力を深めて、できるだけ多くの事象に対して自分なりの答えを持つことが話術の最大の秘訣である」という旨のことが書かれており、文章を書く習慣を身に付けることで圧倒的なトーク力の習得につながると確信しています。
今回は、自分で読むのも恥ずかしいほどに読みづらく散漫とした文章ではあるが、これを1ヶ月、半年、1年と続けているうちに向上していくことは間違いない。そしてその向上がダイレクトに「考える力」「表現する力」の向上に直結し、トーク力が磨かれていくことを確信している。
思えば、与沢翼さんも、人を惹きつけるトークをする。ヒカルと少し似た部分があるように思う。ふたりとも情報商材を売るために、文章をたくさん書き、文章を商売道具にしていた人間である。
人を惹きつけるトーク力があれば怖いものがないのではないか。
人を惹きつけるトーク力は飛び抜けたイケメンに生まれたわけでも、大富豪に生まれたわけでもない凡人が、人生を最大限充実させるための、数少ないスキルだとおもう。
ヒカルはどうやら1日4000文字の文章を書くことをノルマとして自分に課していたらしいので、僕もそれに匹敵するくらい、文章を書いて日々思考を深めていきたいと思う。
毎日適当に面白そうなテーマを決めて、自分の答え(意見)はこれだ、と言い切れるところまで思考を深めたいと思う。
しかも当たり障りのない思考だけでは面白くないので、独自の視点やユーモアもふんだんに取り入れていきたいところ。
いまは人に見せるのも恥ずかしいこの文章だけど、あえて晒して、自分を追い込んでいきたい。
どうせ書いている主体はブログやSNSで本名も出してない架空のアカウントである。
ただのトレーニングの場として、ガンガン書いていこう。
で、早速気づいたけど、やはり僕の文章はつまらない。話が展開していかない。ただ一点のテーマをある程度なんとなく深掘りしている風で、同じ話を延々としているだけ。
このあたり、これから改善していこう。
では。
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