文章力アップを目指して「コボちゃん第966回」を題材に作文トレーニングをしてみた。

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今日もコボちゃん作文を書きます。

僕は人を笑わせられる文章を書きたいので、コボちゃんのストーリーをできるだけ面白く伝えられるように文章を作っていきます。

基本的に自分の文章力強化のために書いている文章ですが、興味のある方は読んでもらえたら嬉しいです。

では早速始めていきます。あとで実際のコボちゃんの漫画も貼ります。

 

 

コボちゃんとお母さんが道を歩いていたら、家族ぐるみの知り合いであるサヨコちゃんとお母さんに出会います。

道端でばったりあったコボちゃんたちは、挨拶をして会話を始めます。

サヨコちゃんはコボちゃんと同じ歳くらいの、とっても笑顔の素敵な可愛らしい女の子。

そのサヨコちゃんに向かって、コボちゃんのお母さんは、サヨコちゃんの笑った時にできるえくぼがとってもかわいらしいねと話しかけます。

人が集まっている場で、他の誰かが褒められている時、あー自分にはその美点がないのだな、と気づくことがあるかもしれません。

例えば複数人いる場で、他の誰かが「あなたって小顔だね〜」と褒められていたら、自分は特に小顔ではないと考えざるを得ません。

もちろん、この程度のことで目くじらを立てたり、傷ついたりしていては、人付き合いが全く楽しくなくなります。

そのため、大抵の大人はいちいち反応せず、受け流すことでしょう。また、そんなことは日常茶飯事ですので、大人になれば似たことを何回も経験していて慣れっこです。

でもやっぱり、本当の心の奥底を覗くと、大人であってもちょっとだけ気にしたりするかもしれません。特にちっちゃい子の場合は。

さて、そのあとコボちゃんが家に帰って、なにをしたか。

大人なら、何も気にせずスルーするところですが、他の子が褒められた様子をみてコボちゃんは傷付いてはいないもののちょっぴり気になります。

僕もエクボがあったら、可愛いって言われるのかな?なんて考えたかもしれません。

コボちゃんは、家にあるお茶の急須を見つけます。その急須は、取手部分が取り外せるようです。

その急須の取手をコボちゃんは両頬を挟むように押しつけ、ほっぺたを窪ませてみます。

背景事情を知っている人が見れば、健気なコボちゃんです。

そんなコボちゃんを背景を知らないおじいちゃんが見かけて、はて、一体なにをしているんだろうと言った顔で眺めています。

 

 

以上。

実際の漫画を載せておこう。

 

(引用元: 40周年記念-コボちゃん傑作選 (単行本) 植田 まさし

 

ここからは例の如く感想戦だ。

コボちゃん作文を面白く書くのは、難易度がほどよい。

もともと、クスリと笑える構成になっているので、構成を考えるところに労力を割く必要がなく、文章力で『より面白くする』ところに注力できるからだ。

ただ、文章力でおもしろくするのも相当な技術がいると思う。

会話であれば声のトーン、身振り手振り、話の勢いや間の取り方で面白さを増幅することが出来るが、文章となるとそう簡単にはいかない。

言葉の力だけを使って話を面白くするのは、自分のユーモアスキルを高めるための非常に良い訓練になりそうだ。

 

続けていこう。

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