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【アメリカ一人旅体験記】30代男が1ヶ月間アメリカを一人で放浪旅行した実体験と学びのまとめ

2023年の夏、僕は1ヶ月かけてアメリカを一周してきました。 僕はアラサーの社会人です。 同世代のほどんどの友達が仕事で忙しく、長期休みのタイミングを合わせることは難しかったため一人で巡ってきました。   このアメリカ一人旅行は、前々から関係各所と交渉を重ね、仕事を全て一時的にストップすることでなんとか得た貴重な機会でした。 学生の貧乏旅行とは違い、それなりに懐具合も余裕のある状態で一ヶ月間アメリカを巡ったことで、多くの経験と学びを得ました。(もちろん、貧乏旅行ならではの学びもあると思います!)   今回のアメリカ一人旅行を通して、いろんな都市を周り、いろんな人と出会い、いろんな文化を知りました。 しかし、一ヶ月かけて「色んな刺激を受けながら、一人でじっくり人生に向き合った」ことがより多くのものを僕にもたらしてくれました。 この記事ではアメリカ一人旅行の感想と、その中で得た学びを綴っていきます。   アメリカ旅行や、一人旅に興味があるけれども、実際のところどんな感じかイメージが湧かずに迷っている人にとって、少しでもなにかの助けになれたらと思います。 また、旅行に興味がなくても楽しんで読んでもらえるように、具体的なエピソードや、人生に役立ちそうな学びなどもたくさん盛り込んでいます。 ご興味のある方はぜひ楽しんで読み進めてもらえれば幸いです。   具体的な旅の記録については以下の記事に記載していますので、もしよければぜひ。 アメリカと比べて、日本には良いところと悪いところがはっきりとある アメリカの各都市を旅行し、一ヶ月過ごしたことで、日本の良い面、悪い面がかなり見えてきました。 主観ですので、人によって捉え方が違うとは思いますが、強く感じた日本とアメリカの違いを以下に挙げます。 アメリカの物価は想像以上に高い アメリカ国内のインフレと、円安が重なったため、2023年5月時点では、外食費用やコンビニで買う食料品の値段は大体日本の3倍程度でした。 また、例えば水の値段などは買う場所によって大きく異なっていた印象があります。 コンビニよりもスーパーの方が断然安い、みたいな感じです。(日本でもそうですがアメリカの方が差が激しい印象) アメリカ旅行に行く際は価格の安い店を早めにチェックしておくと良いかもしれません。 日本は外食のジャンルが豊富で美味しい アメリカの主に西海岸側は、中華料理やベトナム料理などのアジア料理も多く、食事に飽きることはあまりありませんでしたが、日本と比べると外食のジャンルが少ない印象があります。 さらに、アメリカ中央部のナッシュビルや東側のマイアミにいったときは、アジア料理をはじめとした他国の料理も少ない印象でした。ステーキやハンバーガーなどの肉料理がほとんど、という印象です。 日本では、焼き鳥、うどん、ラーメン、寿司、天ぷらなど外食のジャンルが豊富ですし、居酒屋に行けば豊富なメニューから料理を選ぶことができます。 アメリカに限った話ではないかもしれませんが、日本料理はバリエーションが多いので、日本に慣れているとどの国に行ってもこのありがたみを感じるかもしれないです。 日本はコンビニが多くて質が高い アメリカと比べて日本にはコンビニがとても多く、しかも質が断然高いです。 特にお弁当やホットスナック、コンビニコーヒー、コンビニスイーツなどがアメリカのコンビニにはほとんどなかったので、日本の便利さを痛感しました。 さらに、日本のコンビニにはATMやプリンターなどが当たり前に置いていますが、それもアメリカではかなり少なかったように思うので、これは日本の誇れる文化の一つだなと感じました。 日本にはカラオケや銭湯、ボーリングなどの娯楽施設が多い アメリカではまずカラオケをほとんど見かけませんし、ゲームセンターやボーリング場などもかなり限られています。銭湯もありません。 そういった趣味を持っている方はアメリカだとなかなか楽しめる場所が見当たらないかもしれません。 僕はカラオケが好きですが、アメリカでカラオケルームが見当たらず、一ヶ月間いけなかったので辛かったです。 アメリカから帰国したその日にカラオケに直行しました。笑 日本では屋外で、何時でもお酒が飲める(アメリカでは制限があります) アメリカでは多くの州で、屋外の飲酒を制限するルールがあります。 好き勝手に外で飲むわけにはいきません。 蓋の空いたアルコール飲料を持ち歩くだけでもアウトな場合があります。 どちらが良いのかの判断はひとによるかもしれませんが、お酒好きのひとにとってはあまり嬉しくないルールですね。 ただ、ラスベガスは海外からの観光客をたくさん呼びたいからか、路上飲酒がOKで、無法地帯のような感じでした笑 アメリカの方が、知らない相手にも感謝や謝罪をより積極的に伝える 帰国した後にかなり強く感じたのですが、アメリカと比べて日本だと、道でぶつかりそうになった時や、ちょっと親切を受けた時に、何も言わずに目も合わせないという少し冷たい人が多いなという印象を受けました。 もちろん、振る舞い方は個々人によって異なりますが、全体的な傾向としてアメリカはちょっとした場面でも言葉を発して相手とコミュニケーションをとっていたように感じます。 どんな些細なシーンでも、相手の存在を認めて、尊重するような感じを受けました。 個人的には、こういった気持ちの良い文化はもっと日本に取り入れたいなと思っています。 まず僕自身、積極的な声かけをしていこうと思っています。   アメリカの各都市において観光スポットはそこまで多くないので滞在は3泊4日程度あれば大抵OK 個人的に、アメリカの各都市には案外そこまで多くの観光スポットがないように感じました。 美術館や路上アート、動物園等の一部のスポットを僕が回らなかったからということもあると思いますが、そういった場所をたくさん回るわけでなければ、案外見る所は限られています。 そのため3泊4日程度もあれば大抵の都市は十分に満喫できることと思います。…

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【30代男のアメリカ一人旅・21〜23日目】サンフランシスコを散策

2023年5月某日。現在サンフランシスコにいる。バンクーバーから昨日移動してきた。 この旅も最終章を迎え、ついに明日日本に帰国予定だ。 この旅は刺激や学びも多かった。また読書をしたり、自分について考える時間もたっぷり取れた。人間的に一つ大きくなれたことと思う。 しかしながら正直に言えば、この旅では3日ごとに都市を移動していたため疲れが出てきたり、日本食や自宅が恋しかったり、物価が高すぎて資産が目減りしていくことがつらかったり、ひとりで居続けることがキツかったりして、一刻も早く帰りたい気分だ。 明日帰れるという事実に、ものすごく安堵している。 今回も引き続き、旅の様子を綴る。   【アメリカ一人旅21日目・バンクーバー】ブローデル温室と夜市(Richmond Night Market)へ 個人的に、熱帯雨林を再現した植物園が好きだ。 日頃見かけない植物に囲まれると、やはり植物も動物と同じように環境に合わせて多様に進化してきたことを実感させられて、神秘を感じるからだ。 さらに、熱帯の植物は巨大なものが大きい印象があり、迫力もあって楽しい。   バンクーバーの観光スポットを調べると、ブローデル温室という熱帯雨林の植物を鑑賞できるスポットが割と有名だったので、行ってみた。クイーンエリザベス公園の中にあるらしい。 もちろん、熱帯雨林の観賞はバンクーバーでなくてもできるので、あえてここで植物を見に行く必要もない。 しかしながらバンクーバーのめぼしい観光スポットを昨日巡り終えてしまっていたのと、心が疲れていて植物に癒されたいという思いから、行くことを決意。 シアトルもそうだったが、バンクーバーも丸一日あれば大抵めぼしい場所は回り切ってしまうことができる印象だ。 実際に行ってみたところ、思ったより温室が小さく、すぐに見終わってしまった。温室の広さは大体コンビニ2~3個分くらいだろうか。 植物の種類なども、まぁある程度予想のつくような、よくあるものだった。期待値を超えた点としては、インコが放し飼いされていたことくらいだろうか。 よほど暇だったら行ってもいいかもしれない。   その後、Richmond Night Marketという夜市へ出向いた。 Google Mapでのこの夜市の評価はそんなに高くなかったのであまり期待していなかったが、その期待をさらに下回るクオリティだった笑 夜市という響きに釣られていったものの、ただ焼きそばやたこ焼き、揚げ物、ジュースなどの屋台がいくつか並んでいて、子供向けのゲームやショップがある感じだ。 来訪者をみても、子連れが多い。 タイや台湾の夜市の活気を知ってしまっていることもあってか、全然期待外れである。 入場料を1000円程度払って、10分くらいで帰宅した。 まぁ、旅ってこんなもん。いい思いもするし、なんとも言えない敗北感を味わうこともある。   この日は昼にベトナム料理を食べたが、やはりうまい。 シアトルの時もベトナム料理が美味しかったが、バンクーバーも負けてない。 Bun Bo Hueという辛くて出汁の効いたフォーのような食べ物が、非常に美味しい。そして、生春巻きも皮がもちもちで、牛皮や餅が好きな日本人は間違いなく気にいることだろう。 人生でほとんどベトナム料理店にいったことがないので、他と比べて本当に抜きん出てるのかはわからない。しかし、僕の胃袋が鷲掴みにされたことは事実。帰国後に日本でもベトナム料理を食べてみようと思う。   帰宅後、明日の移動に向けてAirbnbの宿で洗濯して就寝。手軽に選択ができることが、Airbnbの大きなメリットだ。   【アメリカ一人旅22日目・サンフランシスコ】フィッシャーマンズワーフでアシカウォッチ バンクーバーからサンフランシスコへ飛行機移動。 飛行機移動はアメリカ大陸内だけで5回目だ。 飛行機の予約も慣れてきており、滞りなくいつも通り完遂したはずが、いざチェックインするとなぜか「プレミアムシート(ビジネスクラス的なちょっといい席)」をとってしまっていたことが発覚。 気持ち多めのお金を払ってしまっていたようだ。 しかし人生でおそらく初の「ちょっといい席」である。いい体験だ。 これまでアメリカの航空会社のスタッフはたいてい気が強く、粗雑な対応をしてくる印象があったが、今回は手のひらを返したように懇切丁寧だった。 そして他の客が搭乗開始を待つのを横目に優先搭乗させてもらったり、プレミアムシートの空間がカーテンで他の安めの席と遮断されたりして、ものすごくチヤホヤされた感じだ。 少し油断すると何か自分が偉くなったような気分になってしまいそうだが、ただお金を少し多めに払っただけだ。 こんなことで図に乗ってしまう人間にだけはなるなよと、自分に言い聞かせながら2時間程度の特別なフライトを満喫。 サンフランシスコへ到着した。   宿は例の如くAirbnbだ。あとで調べたらかなり治安の悪い「Tenderloin…

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【30代男のアメリカ一人旅・19〜20日目】バンクーバーを散策

2023年5月某日。現在バンクーバーにいる。 一人旅もいよいよラストが近づいてきている。 最近の心情としては、ややネガティブなものが多い。 常にネガティブなわけでもないが、街を歩いていたりしてもふいに「はぁ。なんか理想と違う。」って気分になる。 それもそのはずだ。一人旅一ヶ月は、楽しさや学びもあるものの、やはり寂しさと孤独感がかなり大きいのだ。 現地で多少話す相手ができても、ご飯を一緒に食べたり観光地を一緒に回るほどの仲になることはかなり難しい。 それゆえ、ほとんどの行動をこの一ヶ月一人で行ってきた。   僕がこの旅で一番学んだことは、人間一人では楽しく生きていけないということだ。 どれだけお金や時間や健康や活力があっても、一人で楽しめることなんてたかが知れている。 もちろん、気の合わない人間と一緒にいるくらいなら一人の方がマシだと思う。しかし、一生ともに過ごせる仲間を探すことは、非常に大事。 家族をつくることも一つの手だろう。しかし、家族生活がうまくいかないリスクもあるので、心から落ち着けるコミュニティを持っておいた方が良いだろう。 これは実はかなり大きな学びではないかと思う。   そんなことを考えながら、バンクーバーを巡った。 心から晴れやかな気分で満喫できたわけではないが、それでも印象的なものはたくさんあった。 簡単に綴っていく。   【アメリカ一人旅19日目・シアトル】シアトルからバンクーバーへ、4時間かけてバス移動 シアトル最終日は快晴。 これまでの宿泊日は全て曇りか雨だったので、この街は海や緑に囲まれて、こんなに美しいんだと、最終日に気づけた。 この気づきがなければ今後もうシアトルには来なくてもいいかというような気分になっていたかもしれないが、晴れているだけで考え方や印象も大きく変わるな。 さて、最終日はPIKE STREETにある、Le Panierというパン屋で軽く腹を満たし、1時にFilx busに乗ってバンクーバーへ出発。 ロサンゼルス→ラスベガスでもFlix busを使ったが、その時は何回も途中休憩があったりしてかなり楽だったので油断していた。 今回は休憩もなくひたすらに突き進んだので、わりとしんどかった。 3時間くらい走った頃に、全員バスを降りてカナダへの入国審査をさせられるが、その瞬間に外に出られただけであとは軟禁状態。 周りの客は寿司パックやハンバーガーなどを持ち込んできていて、ちょうど僕の腹が減りかけたようなタイミングで貪り食べていた。 前回の快適なバス移動経験から、今回こういう食事や飲み物などの準備が必要なことに気づかずにややしんどい移動となった。 【アメリカ一人旅19日目・バンクーバー】ロブソンストリートとカジノを散策 長距離バスがバンクーバーに到着した後、Airbnbの宿まで電車や市バスを駆使して移動した。 街中にやたら羽毛が舞っていて、息をすると口に入ってくるような場面があった。よく見回すと野生のカナダグースがいて、驚いた。ダウンジャケットメーカーではなく、ガチのカナダグース。日本ではみない光景だ。 宿についたあとは、ロブソンストリートというバンクーバーで一番華やかで盛り上がっている通りに遊びに行った。ここにあるアジア料理のレベルが全体的に高いと聞いていたので韓国料理を食べた。 韓国料理はまぁ普通に美味しかったけど、よくもわるくも日本によくある普通の韓国料理だなって感じ。また、日本から韓国に出向いて簡単に本場で食べられるので、わざわざバンクーバーで食べなくてもいいかも。 その後、カジノへ。 ラスベガスのカジノで少し勝った経験から、もう一度ルーレットをしたくなり、カジノを探して凸した。Parqカジノという割と有名なところだ。 ここはスロットやボードゲームは充実していそうだったものの、ルーレットのビデオゲームの質がラスベガスよりかなり低かった。 統計データも見れないし、テンポも悪かったので、うまく波に乗れず、数千円負けして撤退。   【アメリカ一人旅20日目・バンクーバー】スタンレーパークを自転車で一周 バンクーバーは、予想以上にきれいな街だ。海や森がたくさんあって、街並みも整然としている。治安の悪さも感じない。 シアトルもものすごくきれいだと感じたが、それ以上だ。住むのにはかなり最適だろう。 一方で、アジア人が多いので、「海外の異世界感」はそこまで強くない。海外旅行で来るとしてもバンクーバーには2〜3日くらい滞在して他の街に足を伸ばしたほうが我々アジア人にとっては刺激的かもしれない。 そんなきれいな街バンクーバーの中でも、とりわけ美しい自然を堪能できるスタンレーパーク。 新宿でいうところの新宿御苑、福岡でいうところの大濠公園、といったような、街を代表する圧倒的に自然が豊富な公園。 レンタル自転車ショップがたくさんあるので自転車を借りてぐるっと一周した。 途中で、バンクーバーの街を海越しに一望できるスポットがあったり、賑やかなビーチが出てきたり、カナダグースの群れに遭遇したり、いろんな景色を楽しめた。 ただ、公園内で自転車が通れる道はOne way(一方通行)となっており、一度公園に入ったら出られない作りの様子だった(どこかに別のルートがあったのかも)。途中で引き返そうと思ったが、引き返せず、結局1時間強かけて公園を一周して出てきた。   【アメリカ一人旅20日目・バンクーバー】観光名所グランビルアイランドへ 屋台や農産物や有名なパン屋、スイーツショップが立ち並ぶマーケットがあったり、ビールの醸造所やアートも有名な「グランビルアイランド」へきた。…

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【30代男のアメリカ一人旅・17〜18日目】シアトルの街を味わい尽くす

アメリカ一人旅を始めて18日が経過した。 これまで、ロサンゼルス→ラスベガス→グランドキャニオン→マイアミ→ナッシュビル→NYと訪れて、現在シアトルに滞在中。 この記事では17〜18日の様子を綴る。 【アメリカ一人旅17日目前半・ニューヨーク】早朝の便でJFK空港からシアトルへ この日はNYからシアトルへの飛行機移動を行なった。 フライトだけで6時間近いのと、宿から空港までの移動に数時間要することから、ほとんど一日が移動で終わった。 航空券の値段の安さからアラスカ航空を選択した。 この旅の間にすでに3回もアメリカ国内線に乗っているのでチェックインや手荷物検査なども慣れたものだ。なんの滞りもなくチェックを終えた。 これまでのアメリカ国内線搭乗の経験を踏まえると、ろくな機内サービスがない(もしくは高額で提供される)と考えた方が良いので、6時間のフライトに備えて腹を満たしたり、機内に持ち込む水やスナック菓子を買い込んだ。 結果的にアラスカ航空は他の航空会社より少しだけサービスがよく、飲み物やビスケットなどが配布されたものの、それだけでは不十分なのでやはり事前に買っておいてよかった。 また6時間のフライトとなると、ある程度頻繁に席を立ってトイレに行ったり身体を動かしたいので、通路側の席を確保しておいた。これも、ケチらずに奮発しておいて大正解だった。僕は6回くらい立って動き回ることができた。しかし、窓側の席の人は、6時間の間に1回だけすごく申し訳なさそうにトイレに行くことしかできていなかった。僕も窓側なら1〜2回がいいところだろう。飛行機移動が超短時間でない限り、通路側をとるべし。 ただ、隣の席の人があまりにマッチョというか、太いというか、ヘビー級の総合格闘家みたいな体型だったので、かなりはみ出してきたのには閉口した。ひたすら縮こまって本を読んでなんとかやりすごした。 そんなこんなでシアトルに到着。 シアトルは空港から市街地まで電車一本でアクセスできるので着いてから非常に楽だった。 今回は、ユースホステル「Green Tortoise Seattle」に宿泊。Airbnb経由で予約した。他の宿に比べて異常な安さだったのと立地もよかったので選択した。 ユースホステル「Green Tortoise Seattle」の特徴を簡単に挙げると、まず一番大きな特徴は、とにかく旅行客が多いので寂しくないし仲間も「頑張れば」見つかるかもしれないという点だ。 老若男女問わず、世界中から人が集まっている。ただ、格安宿ということもあってかあまり民度が高いとは言えず、すれ違う時の挨拶もしないし、物音を大きく立てる人もいるので、仲良くなれるかは怪しい。 次の特徴は風呂の環境が微妙という点。シャワーが弱かったりバスマットがなかったりバスルームが臭かったりドライヤーが弱くてあまり快適な風呂ライフではなかった。 そして最後の特徴は、宿主催のイベントがあること。僕が泊まった時はワインパーティを開催していたし、金曜日にはパブ巡りも企画してくれるようで、積極的に参加して自分から話しかければ友達ができたり、楽しめたりするかも。 【アメリカ一人旅17日目後半・シアトル】パイク・プレース・マーケットをサクッと観光 シアトルで宿泊するユースホステル「Green Tortoise Seattle」の目と鼻の先に、有名観光地パイク・プレース・マーケットが鎮座していた。 夕方に宿に到着したのでサクッとみて回り、元気よく魚を売り捌く魚市場のおっちゃんをみたり、全米で一番美味しいと言われる大人気のクラムチャウダー専門店PIKE PLACE CHOWDERのNew England Clam Chowderを食べたりした。 その後、どうしてもアメリカの牡蠣を食べてみたく、Taylor Shellfish Oyster Barという牡蠣の有名店へ。 道中、あまりにも街に人影が少ないのでタクシーの運転手に聞いてみたらHolidayであるとのことだった。明日は盛り上がるらしい。Holidayだけど、牡蠣のお店は空いていたので入ることに。 僕は牡蠣に当たってしまうリスクを少しでも下げたく、「焼きガキ」を頼んだつもりだったが、店員のミスか、僕の英語が悪かったか、生牡蠣と焼き牡蠣が2種類きてしまった。そして旅の疲れもあり、注文が間違っていると主張する元気もなく、受け入れることにした。 残りの旅程を考えると、ここでは生牡蠣を食べない方が良いかと思ったが、店員が目の前で牡蠣の産地の説明をしてくれたし、バーカウンターで食べていたので店員が目の前で見てるし、お金をドブに捨てることになる。そして、そもそも超うまそうだ。目の前に生牡蠣を出されて我慢できるほど忍耐強くない。 というわけで、生牡蠣も焼き牡蠣をIPAビールでガッツリ流し込み、退店。 アメリカでやりたかったことをまた一つ達成した。ノロウイルスにかからないことを祈る。 【アメリカ一人旅18日目・シアトル】Amazon本社、ワシントン大学、シアトル航空博物館、ウォーターフロントを弾丸で回る 今日は丸一日シアトルを観光できる、最初で最後の日だ。 明日にはバンクーバーに向けて出発するのでフルコースで楽しまないと。 というわけで、Amazon本社、ワシントン大学、シアトル航空博物館、ウォーターフロントを回った。 ワシントン大学の構内や図書館のアカデミックな雰囲気は非常に印象に残った。こんなところで、時間もお金も上司の評価もなにもきにせずに学問に打ち込めたら幸せだろうなとひしひしと感じた。割と真剣に、今後の人生でアカデミックの世界に舞い戻りたいと思っている僕のモチベーションをあげてくれた。 また、シアトル航空博物館もかなり興味深かった。伝説の高速旅客機コンコルドの中に入れたり、戦闘機やジャンボ機の本物の機体を間近で見るという稀有な体験が無料でできた。有料エリアは、外から軽くのぞいて満足したので入らなかった。 また道中でグルメも最大限楽しんだ。「Portage Bay Cafe」のサーモンエッグベネディクト、「Tamarind Tree」のベトナム料理、「Top Pot Doughnuts」のラテとドーナツなどなど。 グルメは、このルートがかなり正解に近いと思う。僕よりももっと食事をする頻度が多ければ、サーモンを食べる頻度を増やしてもいいかもしれないが、丸一日の食事で考えるとかなりほどよく食のカテゴリが分散できていると思うし、味も抜群だった。…

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自己嫌悪に満ちてひねくれた人間が内省を繰り返して成熟していくストーリー -『ナナメの夕暮れ(若林 正恭 著)』を読んで-

お笑いコンビ「オードリー」のツッコミ、若林氏の書籍「ナナメの夕暮れ」を読んだ。 若林氏は過去に数回書籍を出版しているようだが、今回僕は彼の著書を初めて読んだ。   この本を読むまで僕は、若林氏をテレビで見かけたときに、「同族嫌悪」のようなものをうっすら感じていた。 (正直、同じような感覚をフットボールアワーの後藤さんにも抱いている・・・) きつい言い方になるが、僕から見た若林氏は「空気を読み過ぎた結果当たり障りのないことしか言えない人間なのに、自己認識や自分の理想像はもっと高くて、現実の自分を受け入れられず苦しんでいる」ように感じられていた。 そして他でもない僕自身も、同じような面があるからこそ、同族嫌悪を感じているのだ。 しかし、この本を読んだ後、若林氏への見方が大幅に変わった。   若林氏も、彼自信のかつてのその欠点に気づいているどころか、その欠点に苦しみ、考え抜いてなんとかご自身なりに折り合いをつけてきたのだ。 その折り合いの付け方が、非常に含蓄に富むもので、共感するとともにたくさん学ぶことができた。 非常に良書だった。   引用しつつ、本の感想を綴っていこうと思う。 自分の意見がなく、他人に合わせるだけだった過去の若林氏 若林氏は若い頃の自分について、 他人の意見や考えに自分を合わせ続けた結果、自分が何をしたいかよくわからなくなっていた と分析している。 具体的には以下の記述があった。 なぜ、幼稚園の時に正直に「バスの運転手になりたい」と言えなかったのか。なぜ、小学生の時にバットが当たらず、且つ球が取り易い位置に自然にキャッチャーミットを構えなかったのか。他人の正解に自分の言動や行動を置きに行くことを続けると、自分の正解が段々わからなくなる。バスの運転手になりたいのかどうかがよくわからなくなるのだ。 (中略) 他人の正解に置きに行くと、例えばその場に人数が多い時に、どの人の正解に置きに行っていいかわからなくなり、キョロキョロおどおどすることになる 若林 正恭. ナナメの夕暮れ (Japanese Edition) (pp.22-23). Kindle 版.   これは僕にも似た経験があり、ものすごく刺さった。 僕も基本的に自分の考えというものをあまりもっておらず、なんとなく声の大きい人の意見に従って生きてきた。 仮に自分の意見が多少あったとしても、他人の意見の方がそれっぽく聞こえていた。 たまの機会に自分の意見を言おうにも、自分の言葉ではなく、過去に聞き齧った他の誰かの言葉でしか語れなかった。   そうなってしまった原因はいくつかあるだろう。   まずは、言語化能力の低さ。 自分の気持ち、感情、意見、考え、というものがぼんやりとあっても、それをうまく言葉にできないから、なんとなくもやーっとしたイメージだけはあるものの明確な意思として現れてくることがなく、結局何も意見がないのと同じ振る舞いになってしまう。   次に、自分の意思を表明した頻度の少なさ。 例えば小さい頃に親や友人に意思を表明しても受け入れられなかったり、頭ごなしに怒られたりして、自分を表現することを徐々に恐れていったひとは、ますます自分を表現しなくなってしまう。その積み重ねが他人に付和雷同する性格を作り上げていった可能性がある。   学生時代であれば、他人に同調するだけでも生きていけるが、社会に出ると大抵の人は意見が求められるようになる。 学生時代の友人などに久々に会うと、あまり主張の激しくなかった人もはっきりと意見を表明するように変化していたりするので、案外みんな社会に出てからこの課題を克服していくものなのかもしれない。 僕もブログなどを通して、意見をはっきり表明できるトレーニングをしているわけで。   自分の気持ちを言語化した上で、勇気を持って相手にうまく伝えるというのは、気持ちよく楽しく人生を送るには必要なスキルですね。   テレビに映る自分を見て嫌悪感を感じていた若林氏 若林氏は自分自身の振る舞いに強烈な嫌悪感を抱いているようだ。 本の中に以下の文がある。 いろいろなことに心を配りながら話しているテレビの中の自分の顔を見ていると吐き気がするからだ。心身の調子のいい日に、部屋にあるエアロバイクを猛スピードで漕ぎながら一気に見ることにしている。 若林…

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【30代男のアメリカ一人旅・16日目】ニューヨークの街を弾丸で散策

一ヶ月弱にわたるアメリカ一人旅も16日目を迎えて、後半に差し掛かっている。 各都市に三日程度滞在しては移動しているので、正直慌ただしくて疲れる部分もあるが、非常に刺激的な毎日だ。 目まぐるしく変化する日々の中で得たもの、感じたことを忘れないように今日も日記を綴る。 本日は、丸一日かけてニューヨークの街を散策した。 【アメリカ一人旅16日目・ニューヨーク】自由の女神を見るために無料フェリーに乗船 もともと今日は朝早めに起きてアメリカ自然史博物館に行こうと思っていたが、寝坊してしまい断念。 まぁそんなにめっちゃ行きたいわけでもなかったので、あまり気にせず、自由の女神を見にいった。 宿泊している場所が、ハーレム地区の北側という比較的アクセスが悪めの場所だったが、まぁ地下鉄一本で移動できるので、文句を垂れるほどのことでもない。地下鉄は空いていて座れるし、読書でもしていれば有意義な時間に早変わりする。 地下鉄で50分ほど揺られ、マンハッタンの南端の「South Ferry」という駅で降りて、駅のすぐ近くにある無料フェリー乗り場へ直行。 スタテンアイランドというマンハッタンの南にある地域を目掛けてフェリーが発着している。その道中に、自由の女神を拝むことができる。 30分に一回の頻度で発着しており、片道も30分程度なので、大体合計1.5時間くらいで往復することができた。 結果、大満足。 自由の女神を拝めただけでなく、マンハッタンの街やブルックリンの街を遠目から眺められたので、街中にいるのとはまた違った感動があった。世界一の都市に一人でふらっと来ちゃったな。過酷なブラック労働をしていたサラリーマン時代では考えられないお金と時間の使い方だ。自分自身、まだまだ発展途上だけど、前よりは多少豊かになったな。。などと感慨に耽る。 午後2~3時に乗ったそのフェリーはかなり混み合っており、良いポジションは早めに確保しておかないとうまく写真を撮ったりできないので、自由の女神を拝めるのが船のどちらのサイドなのかをGoogle Map等で早めに把握してポジションを取っておくことをお勧めする。 まぁ往復便があるので、行きがダメでも帰りでみれたりするし、どうしてもいい場所が取れなければ、優しそうな人に一声かけて写真だけでも撮らせてもらうのが吉だろう。 船とかフェリーに乗ると、なぜかわからないけど、過去の出来事などが思い出される。 波や周りの船やカモメたちの様子を見ていると、ぼんやり考え事をするのに最適な落ち着いた脳波にでもなるのだろうか。 今回、あまり気分の良くない記憶が蘇ってきたので、「今に集中しよう、この瞬間をもっと味わおう」と意図的に振り払い、なんとか気分を正常に保ちつつ、自由の女神を拝んだ。 【アメリカ一人旅16日目・ニューヨーク】ウォール街&グランドゼロ (9.11メモリアル)へ フェリーの発着場から近かったので、徒歩で、世界の金融の中心地であるウォール街と、9.11テロによって崩壊したワールドトレードセンターの跡地グラウンド・ゼロへと出向いた。 ウォール街に着いて街並みを眺めた瞬間、そのあまりのかっこよさに心が打たれた。 ウォール街は、全体的に建物が高くて空が埋め尽くされているような感じなのだが、建物の外見が無機的ではなく少し温かみのある色合いや質感だったので、いやな圧迫感などはほとんどなく、「世界経済を動かすエリートが集う街」という凄みをただただ感じさせた。 この街を眺めていると、 「自分はおそらくこの地で金融系のサラリーマンとして働くことはないだろうが、もしかするといつかビジネスが大成功して大富豪側の人間として訪れるかもしれない。いやむしろそうなれるように頑張ろう!」 という熱い気持ちにさせられた。いつかほんとうに実現しよう。   そしてその後、9.11の悲しい歴史を刻んだグランドゼロへ。 なんの変哲もない、良くも悪くも平々凡々な一日を過ごしていて、あたりまえに今日が終わり、また明日がやってくると信じていた人たちの命が一瞬にして奪われた9.11。 こういう悲しい場所に、旅行でくるひとも、来ない人もいるとは思うが、個人的には悲しい場所こそ必ず見ておきたい。 それは、歴史的な過ちを繰り返さないためという大それた理由ではなく、当たり前に過ぎているこのぼくの日常がいつ奪われてもおかしくないことを自覚させてくれるからだ。 いまの自分の日々が、「いつ死んでも悔いのないもの」になっているかを再確認する機会になるとともに、いまこの瞬間への感謝の念を改めて抱くことができる。 グランドゼロに刻まれた犠牲者の名前の中に、多数の日本人の名前が刻まれていることに気づいた。 どこの国の人であっても命の重さが変わらないことは理解しているが、やはり身近な日本人が亡くなっている事実は、悲しさや恐ろしさを一層強く感じさせる。 少し目頭が熱くなった。 【アメリカ一人旅16日目・ニューヨーク】5番街とロックフェラーセンターへ 様々なブランドが集まるおしゃれな街「5番街」と、巨大建造物ロックフェラーセンターを訪れた。 まぁ、ただ通りを歩いて眺めただけなので、大したエピソードもないが、とりあえずニューヨークの街並みを味わえた。   【アメリカ一人旅16日目・ニューヨーク】有名ステーキ店「Keens Steakhouse」でマトンを喰らう アメリカに来てまだステーキを食べていなかったので、NYで超絶有名なKeens Steakhouseへと出向いた。 夕方5時のオープン直後に入ったため並ばずに済んだ。 そこで、おすすめメニューをネット検索したら、なんと牛肉ではなくマトンが有名とのこと。 旅の後半になってくると金銭感覚が少しおかしくなってくる。もういまさらセーブしても焼け石に水というか、もうお金のことは後で悩もう、みたいな吹っ切れたモードになっている。 というわけで、68ドルのマトンを頼み、赤ワインやシャンパンで盛大に一人で堪能しました。 しかし、調査不足であった。マトンは超絶巨大で、明らかに一人前ではなかった。 隣の席の人から「一人で食べるのかい?」的な声をかけられ「Bigger than expected…」と返すなどした。 みごとに、半分程度しか食べられず、店を出た。 【アメリカ一人旅16日目・ニューヨーク】エンパイアステートビルの86階から街の景色を堪能…

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【30代男のアメリカ放浪ひとり旅】ナッシュビルからニューヨークへ(14~15日目)

アメリカ放浪旅も15日間が経過。ナッシュビルからニューヨークへ来た。 おそらく僕がこれまで訪れたどの都市よりも規模の大きいこの街に、寝泊まりして放浪しているという事実が大変感慨深い。   この街に来て以来、 「このニューヨークという都市で輝けたら、世界で輝けるんだな」 「いまこの街で自分の周りで過ごしている人間をアッと言わせたら、世界に通用するんだな」 「そんなにはちゃめちゃに難しそうでもないぞ」 とか考えて、自分がスターダムを駆け上がる妄想をしながら過ごしています。   さて、ナッシュビルからニューヨークまで移動するところから現在に至るまでを振り返っていきたい。   【アメリカ放浪14日目・ナッシュビル】早朝の飛行機でニューヨークへ向かうもまさかのトラブル 筆者はナッシュビル国際空港から早朝の便で「ニューアーク・リバティー国際空港」に向かった。 ニューヨーク近辺にある空港で有名なところと言えばJFK(ジョン・F・ケネディ国際空港)で、当然僕もそこに向かうものと考えていたが、よくよく調べたら「ニューアーク・リバティー国際空港」でもニューヨーク市街地までの距離はJFKと同じくらいで、しかも「ニューアーク・リバティー国際空港」向けのフライトの方がなぜか値段がかなり安かったのでこちらを選択。   「ニューアーク・リバティー国際空港」へは、Spilit航空で向かった。 そして数時間を経て空港に到着し、いつものように預け入れ荷物を回収しようとしたが….. 待てども待てども出てこない。 時間に余裕はあるので焦ってはいないが、よくみると周りにほとんど人もおらず、違和感を感じ始めた。 普通、荷物受け取りレーンの周りにひとだかりができるよなーー。。。   などと思いつつ、少しウロウロしたりスマホで現在地を見たりしていると、あれ、、、 ここ「ニューアーク・リバティー国際空港」ちゃうやん!!「ワシントン・ダレス国際空港」やん!!!   なんと、目的地に到着しておらず、全く別の空港に来ていたようだ。。 よくよくスタッフに聞いたりしてみると、なにかしらの問題が発生し「ニューアーク・リバティー国際空港」には到達できずここに不時着した様子。 こんな非常事態なので、飛行機内で散々アナウンスされていたことと思うが、僕はそんなことを思いもよらず読書に耽っていたので、気づかずにここまできていた。   こんなこともあるんだな。。。早めに出発しておいて良かった。これが夜中とかだと到着も遅れて電車がなかったりとか、かなり大変だ。   不時着した空港から本来の目的地である「ニューアーク・リバティー国際空港」まで、また別の便で飛ぶらしいので、しばらく待機し、最終的に「ニューアーク・リバティー国際空港」に到着したが、かなり時間をロスした。 日本でこんな事態が起きたら、飛行機内が超絶殺伐とした空気になって、舌打ちとため息と貧乏ゆすりで闇の機内空間になりそうなものだが、そこはさすがアメリカだった。 なんと、「ニューアーク・リバティー国際空港」についた時に拍手喝采でお祝いムードだったのだ。   「「「やっと目的地に着けたね!色々あったけど無事やり遂げたな!みんなお疲れ!こっからたのしもうぜ!!!!」」」 みたいな感じ。   本当に日本では考えられない。 日本文化、アメリカ文化、それぞれ良し悪しあるけど、こういうアメリカ文化は存分に学びたいところだ。   その後、夜21時ごろにAirbnbの宿に到着したので、この日は特に市内観光をせず、近場でハンバーガーを食らって就寝。 Airbnbの宿代をケチったせいで、少し市街地から外れた治安の悪そうなところに泊まる形となったが、まぁ仕方ない。 この環境で最大限楽しんでいこうと思う。   【アメリカ放浪15日目・ニューヨーク】ニューヨークの観光スポットをひたすら徘徊 現在16日目のAM3時で、かなり疲れているので簡単に15日目の行動をメモする。 まず、GRAY’S PAPAYAというホットドッグ屋へ。アメリカに来てからまだホットドッグを食べていなかったので、ニューヨークの有名店を探してここに来たが、大正解だった。ホットドックもうまいし、「パパイヤドリンク」が特に美味しかった!かなり甘い飲み物だが爽やかなバニラっぽい風味が最高。甘いものがそこまで得意ではない僕もこれはハマりそうだった。 続いて、セントラルパークをふらふら見た後に、プリペイドSIMを探した。 ahamoをつかってそのままアメリカで使っていたがなんと海外では15日間しか有効ではないらしい。海外に来てから15日以上が過ぎるとahamoが使えなくなってしまう。。ということでAT&TというところでプリペイドSIMを購入。なんとこれが8000円近い出費となった。最初に想定していなかった無駄な出費というのは精神的にちょっとくるなぁ。 そして、そのあと、有名ロブスター店「Burger & Lobster」へ。 この旅の序盤に、ロサンゼルスで「The Lobster」という有名ロブスター店に行こうと店の前まで出向いたのだが、あまりの店の高級感や、その店の客が複数人グループばかりであったことを見て、一人ぼっちで入ることを諦めてしまった過去がある。…

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【30代男のアメリカ一人旅・12〜13日目】ナッシュビルでビール醸造所やウイスキー蒸留所を散策

30代男の筆者によるアメリカ一人旅も、全24日間中、13日が経過し、半分を折り返した。 ロサンゼルス、ラスベガス、マイアミと3泊ずつ滞在して、いまはナッシュビルにいる。 明日早朝にNYに出発予定である。 本記事ではナッシュビルの滞在記録を書き綴る。 【アメリカ一人旅12日目・ナッシュビル】宿でゆっくり休んでYee-Hawブルワリーへ これまでのアメリカ放浪は非常に弾丸であった。 ロサンゼルス、ラスベガス、グランドキャニオン、マイアミ、ナッシュベルをこれまでの11日間で駆け巡ってきたのだ。 そしてさすがに旅の疲れを感じ始めたのと、ナッシュビルはそこまで大きな街ではなく、やりたかったことの大半は昨日の半日程度で満喫できていたので、12日目は宿でゆっくり過ごすことにした。 「やりたかったことの大半は昨日の半日程度で満喫できていた」と書いたが、語弊のないように補足しておこう。 ナッシュビルは「カントリーミュージックに興味があれば」非常にみるポイントは多い。美術館やコンサートホールなど多数あり、ものすごく楽しめるだろう。一方で僕はそこまで興味がないというか、カントリーミュージックを一曲も知らないレベルなので、ライブミュージックを奏でているバーに1~2回入ったら満足であったので、やりたいこと自体がそこまで多くなかったということなのだ。 僕にとっては、宿でゆっくりする時間も大変に貴重。 忙しく旅先を回っているからこそ、より一層一人の時間が輝く。読書や調べ物、英語の勉強、自分のWEBサービスづくりなど、知的生産作業に勤しんだし、疲れも取れた。 ただ、丸一日宿にいても、まともなご飯が出てくるわけでもないし、さすがに一日がもったいない気がするので、夕方ごろにYee-Haw Brewing Co.というビールの醸造をしている場所(ブルワリー)へ向かった。 ここナッシュビルは、ビールの醸造所やウイスキーの蒸留所がたくさんあるようで、そういったところも見所なのだ。 Yee-Hawのブルワリーを選んだ理由は、そこに併設しているWhite duck taco shopというタコス屋が本場のメキシコよりも美味しかったというブログ記事をみたからだ。 タコスのおいしさが現状全く理解できていない僕は、なんとかタコスの良さを理解したかった。そしてうまいタコス×ビールの組み合わせをキメればどう考えても幸せになるだろうと思い、そこを選択した。 ビールもタコスもかなり美味しかった。タコスを人生で初めてうまいと思えたので、きてよかった。これまで食べたタコスがよくなかったんだね。そういうことってあるよね。 その後時間を持て余していたので、少し宿でたべるお菓子や軽食を手に入れようと、徒歩で20~30分ほど歩き、Whole Foods Marketという巨大スーパーに立ち寄った。 ただ、こちらのスーパーはやや高級スーパーであった。物価の高いアメリカで高級スーパーに立ち寄っても、冗談抜きでひとつも手軽に買えるものはなかった。うろうろとスーパー内を巡ったが、目にする商品全てが「たっか!!」という金額で、おおよそ日本の3~5倍程度の金額なのだ。 手に持った買い物カゴを空のままそっと元の位置に戻して、泣く泣く店をでた。日本とアメリカの圧倒的な経済力の格差を見せつけられ、かなり危機感を覚えた。 手ぶらで帰りたくなかったので、他のスーパーに立ち寄って、6個入りのドーナツや牛乳を買って帰宅。明日から毎日朝食はこれにしよう。 【アメリカ一人旅13日目・ナッシュビル】コルセア蒸留所でウイスキーを堪能 ナッシュビルはウイスキーの製造でも有名だそうだ。 少し足を伸ばせばかの有名なジャックダニエルの製造所もあるようで気になったが、ツアー料金がそこそこしたのと、時間的にもそんなにかけるつもりがなかったので、近場のコルセア蒸留所(Corsair Artisan Distillery)を選択した。蒸留所とバーが一緒になった施設であった。 事前にWEBで予約しておいたので、17時から製造所内部の見学が始まった。参加者は僕一人であった。 ツアーが始まる前に、英語がそこまで得意ではない旨を伝えたら、少しだけゆっくり説明してくれたようで、まぁまぁ聞き取れた。 蒸留塔やウイスキーの樽などをみて、歴史を教えてもらい、非常に良いひとときであった。 全てのウイスキーを手で瓶詰めしているとのことで、その装置なども見せてもらった。 そして製造所の見学が終わり、店内入り口のバーカウンターへ戻り、ウイスキーやジンの飲み比べをさせてくれた。5種類も飲み比べたが、正直に言えば口に合うものも合わないものもいろいろあった。 これらが全て込みで23$程度。5種類も飲み比べできたので満足。 案内してくれたかわいらしい60歳くらいの女性が、常にバーカウンターでも話し相手になってくれて、孤独感が紛れた。 でも、やっぱり、英語がもっとできないとダメだ。英語が完璧な状態だったときの楽しさを100としたら、いまはおそらく40くらいしか楽しめていないだろう。もう狂ったように英語を学ぶべきだ。アメリカに行くなら、特に「リスニング」だけは本当にとことん突き詰めた方が良い。洋画を字幕なしで見れるくらいまで。 少し多めにチップを渡して、蒸留所を出た。 その後、また時間を持て余したので、徒歩で40分ほどかけて、初日に訪れたガンボのお店(The gumbo bros)へいって、前とは違うチキンのガンボを注文。こちらも非常に美味しかった。 このガンボのお店には2回訪れたが、2回とも接客が神がかったフレンドリーさだった。 金髪のおねーちゃんも、いけてるおにーちゃんも、すごく気さくに親切に話しかけてくれる。 日本人が珍しいからなのかな。 ここでも、もっと英語が話せたらなーなんて思いながら、店を出て宿へ。 徒歩50分かけて、帰った。暇なんです。笑   では。  

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【30代男のアメリカ一人旅・10〜11日目】マイアミでNBA鑑賞して、ナッシュビルへ

30代男の筆者によるアメリカ周遊一人旅もついに10日を迎えた。 合計24日間滞在する予定なので、まだ旅程全体の折り返しには達していない。「まだ半分以上もある」という事実に少しホッとする。 非日常的な刺激の連続で、この10日間がものすごく濃密だった。 10日前に降り立ったロサンゼルスの出来事は、誇張抜きで3週間前の出来事のように感じる。 そして、10日間、めちゃくちゃ多くのことを学んだ。 ブログや0秒思考を繰り返して「文章を書くこと」が、自分の思考を圧倒的に深めて、種々の体験から学びを抽出していることに気づく。 漫然と旅行していては気付けないことだ。 大体一日一時間程度執筆に充てているが、この積み重ねが将来信じられないほど大きな果実になることを確信している。 読者の方もぜひ、旅行に行った際や、旅行に限らず日常でも、文章を書いてみてほしい。実際に文章を1~2ヶ月書いてみると、書くことでしか得られない「認識力の強化」や「人間的成長」が存在していることに気づくだろう。かけがえのないものだ。 今日は旅行10~11日目の様子を綴っていく。後日余裕がある時に写真などもアップしたいが、記憶が新鮮なうちに取り急ぎ文章で綴る。   【アメリカ一人旅10日目・マイアミ】キューバ風の街「リトルハバナ」へ 前回の記事でお伝えしたとおり、マイアミで、すごく気のいい好青年と出会った。 彼は一人でNBAの決勝をマイアミに見にきているとのことで、僕をNBAの決勝観戦に招待してくれた。ものすごく貴重な試合らしい。 NBAの試合の存在も知らずになんとなく筆者はマイアミに訪れていたので、こんな奇跡的なタイミングでマイアミに居合わせられた事実と誘ってくれたことに感謝しつつ、二つ返事で夜に一緒にNBAを見にいくことにした。 決勝の開始が夜の20時ごろで、それまでの時間はお互い暇なので、マイアミにあるリトルハバナという「キューバの都市ハバナ風の街」に出向いた。 キューバは、日本の裏側にあり、文化や生活など何から何までまるで違う様子だが、食事は非常に我々日本人の舌にマッチした。 そして、とにかく陽気。リトルハバナの街にはバーがいくつもあり、大抵のバーからはライブ演奏の音楽が流れ出ていて、人々が平日の夕方から談笑したり、踊ったり、葉巻を吸いながら、自由に満喫している。 キューバの料理も美味しかったが、特に「cuban coffee」というキューバスタイルのコーヒーが美味しかった。 エスプレッソに近いかなり濃いコーヒーに、たくさんの砂糖が混ぜてあり、ほろ苦さと甘さを同時に楽しめる。 量もショットグラス二杯分くらいあり、エスプレッソでは量的な物足りなさを感じる僕も、十分な満足感を得られた。 【アメリカ一人旅10日目・マイアミ】スタジアムでNBA決勝のビデオ観戦パーティ 前述の通り10日目の夜は、NBAの全米決勝戦が行われるとのことで、マイアミで知り合った友人に誘われてKaseya Centerというスタジアムへ出向いた。 Kaseya Centerは普段からNBAのバスケの試合が行われる歴とした会場であるが、この日はマイアミではなく敵側のホーム地(アメリカの西側)で試合が開催されるので、このスタジアムでは巨大スクリーンで映像を流してみんなで観客席から応援する形だ。 NBAの決勝戦を生で見ようと思うと、めちゃくちゃ端っこの席ですら数万円という高額なのだが、ビデオ観戦のためなんと10ドルで入れた。これも、ふらっとたまたまマイアミに居合わせた僕にとって奇跡的だ。もしマイアミで試合だったら、高額すぎていけなかったかもしれない。 また、NBAの決勝戦は先に4勝した方が勝ちというルールで、現状マイアミ1勝、敵チーム3勝という状態で、マイアミからするとあとがない重要な試合であった。さらにここで勝てば、今度はまたマイアミのこの会場で決勝戦が引き続き開催される。 そんな背景もあり、スタジアムは異様な熱気と緊張感に包まれていて、特にマイアミファンではない僕もマイアミの勝利を強く願う気持ちになってきた。 ちなみに、招待してくれた友人はマイアミの熱狂的ファンであり、マイアミを応援するために30万円近いNBAの観戦チケットを買っている男である。彼がマイアミのチームの歴史やメンバーの経歴などを教えてくれたが、その全ての言葉に熱い思いが込められた。 僕は「お金や時間がどれだけかかっても気にすることなく、ここまで一つのことに熱くなれる趣味を持つ」そんな彼に憧れの念を抱いた。 彼はこれまで賢くて紳士的な男だったが、決勝戦が始まった途端に、いい意味で豹変し、雄叫びを上げる獣になった。 こちらの点が入ればシャウトして周りの観客と抱擁し、相手の点が入れば悔しさと悲しさが入り混じった悲痛な表情をする。 日頃はあれだけ誠実で成熟した20代の青年が、こんなに感情にむき出しにするとは。 彼と共に熱い時間を過ごせて、僕は最高に楽しかった。 一生の思い出だ。心からありがとう。 そして、その会場にも、リトルハバナにも、マイアミビーチにも、僕ら以外の日本人は一人たりともいなかった。 おそらく合計3000人近い人間をマイアミの地で見かけたわけだが、観測された日本人は僕ら2人だけ。 それがたまたまバス停で知り合ってここまで仲良くなって数年来の友達のような気持ちになるなんて、泣けるぜ。 これが一人旅の醍醐味だな。   【アメリカ一人旅11日目・ナッシュビル】飛行機でマイアミからナッシュビルへ 僕のアメリカ一人旅のマイアミ編が終わり、ラスベガスのタクシー運転手にゴリゴリにオススメされた街「ナッシュビル」へと移動。 ナッシュビルは知る人ぞ知る、スペシャル観光地。 カントリーミュージックの発祥の地であり、テイラースイフトもこの街で歌唱スキルを鍛え上げたとか。ホンキートンクストリート(=「居酒屋通り」みたいな意味らしい)には至る所にバーがあるうえに、各バーからカントリーミュージックが流れていて、人がゆるゆると踊ったりしている。 そして、酒好きの僕にはたまらない、ウイスキーの蒸溜所やビールの醸造所がたくさんある。そういう場所を見にいくもよし、美味しいお酒を堪能するのもよしの街なのだ。 さらにさらに、僕がアメリカでめちゃくちゃ食べたかった南部料理「ガンボ(海鮮シチューみたいなもの)」の有名店もあったり、ホットフライドチキンなどの名物もあり、食文化も大変に楽しめる街である! 歴史あり、食文化あり、お酒ありの、旅人にはたまらない街。アメリカ国内では旅行先として人気のようで、アメリカ人観光客と思しきひとも多い。   そんなナッシュビルに到着し、ナッシュビル国際空港からlyftでAirbnbの宿に向かった。この宿の中に入った瞬間、5つ星ホテルかと思うほどの綺麗さと設備。いや、キッチンや洗濯機があることを考えると5つ星ホテル以上かもしれない。気分は最高潮。 宿に着いたらすぐに街に出かけてガンボを食べた。ガンボ、めちゃくちゃうまい。シーフードの出汁がしっかり染みついていて、なおかつスパイシーさも強烈なシチューって感じ。家で作りたいけど、これは材料や技術などの観点で簡単にはつくれそうにないな。 その後、夜に差し掛かった街をうろついて、バーに出たり入ったりしながらライブ演奏のカントリーミュージックを聴いて、たくさんの訪問客とともに悦に浸った。   しかし、昨日までマイアミで知り合った青年と共にかなり楽しく過ごしたせいか、ふいにさみしくなる。…

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【30代男のアメリカ一人旅・8〜9日目】ラスベガスからマイアミへ移動

30代の男である筆者がアメリカを一か月放浪しているので、日々の記録を記してます。 アメリカ周遊に興味のある方の役に立てれば幸いです。 いま現在、2023年5月某日の深夜3時。アメリカのマイアミのAirbnbの宿からお送りします。 【アメリカ一人旅8日目・ラスベガス】ラスベガスから飛行機でマイアミへ 昨日(アメリカ滞在7日目)のグランドキャニオン日帰りツアーからラスベガスの宿に帰宅したのが夜の21時を回っていた。 そのため昨日は疲労困憊だったが、なんとか昨日の夜中にAirbnbの宿の洗濯機と乾燥機をフル稼働させて本日(8日目)の移動の準備を整えておいた。 本日(8日目)の朝、Uberでラスベガスのハリー・リード国際空港(旧名: マッカラン国際空港)に向かい、Wendy’sというお店でハンバーガーを食らって待機。 あとでわかったことだがUberよりもLyftという配車アプリの方がいくぶんか安いようなのと、LyftならGoogle Map経由でスムーズに予約できるのでアメリカ旅をする場合はLyftをおすすめします。 今回のフライトでは顧客満足度最低と噂のアメリカの格安航空「Spirit航空」に乗る予定で、フライトは5時間。金額は約26000円。 おそらく機内サービスは全く期待できないと予想されたため、水だけでもなんとか持ち込みたいと思ったが、空港の水が500mlで400~500円程度と法外な値段だったので、手持ちのペットボトルに空港の無料の飲料水(ボタンを押すとピューっと水が飛び出るやつ)を詰めた。 周りにも同じように行動をしている人がいたので、空港で水を買うのはやはり悪手なんだろう。 しかしその水を飛行機内で飲んだら、少し変な風味がした(硬水特有の味なのかなんなのかよくわからないが自分には合わなかった)ので、事前に空港以外のショップで水を買っておいた方が良いなと勉強になった。 予想通り機内のサービスは全くなく、水やお菓子が欲しければ割高の機内販売を使うという感じだった。 僕の目の前の席がファーストクラスの席で、その人らはポテチやらカップ麺やらジュースやらをたらふく注文して貪り食べていたので、つい釣られて自分も700円近いポテチを買ってしまいそうになったが、ここは誘惑に耐えた。 5時間ほど、うたたねしたり、kindleを読んだり、英語のリスニング学習等をして、無事マイアミに到着。 その後、預け入れた荷物を回収するのに少し手間取った。20個近い荷物受け取りレーンがあったものの、どこに出てくるかの案内がなかったからだ。合理性の国であるはずのアメリカっぽくないなと思いつつ、直感を頼りに適当にレーンの周りを練り歩き、Spirit航空の表示があったのでそこで待機していた。加えて、ベルトコンベアに荷物が出てくるまでに30~40分程度の時間もかかり、やや大変だった。 アメリカの飛行機って、日本よりも着地がうまい気がするんだよな。振動も少ないし、着地後のふらつきもなく、安心感がある。これがワールドクラスの航空技術ってことなのか。たまたまそういう飛行機に当たっただけかもしれないけど。   【アメリカ一人旅8日目・マイアミ】マイアミのAirbnbの宿へ 空港からLyftを使ってAirbnbの宿へ。 少しだけ交通の便が悪いが、家も広くて綺麗で、設備も充実しており、かなり快適な宿だ。 ラテン系のおばさまが一人で住んでいる家の一室を借りて居座らせてもらうスタイル。 おばさまと少し会話したが、すごく感じのいい方で、完全に当たりを引いた。 夜の20時を回っていたので、これから外食に行く元気もなく、近所のアジア系スーパーに出向いて、インスタントラーメンともやしとターキーブレスト(鳥の胸肉の薄切りハム)とビールと1ガロンの水を調達し、宿でチャーシューメンっぽいものを作って食べた。 ホテルじゃなくてAirbnbにしてる理由は、キッチンがあるから。金銭的および健康的な意味で、一か月外食ばかりしていられない。   【アメリカ一人旅9日目・マイアミビーチ】マイアミビーチでリゾートを満喫 昼前に起床して、マイアミビーチへ。 マイアミとマイアミビーチは似て非なる存在なので要注意。日本人がよくイメージするマイアミの綺麗な海はマイアミビーチのことが多い。 マイアミ中心地からマイアミビーチはバス等でざっくり20~30分くらいあればいける。 マイアミ中心地からバスに乗る直前、日本人らしき男性がいたので声をかけて、めちゃくちゃ仲良くなった。 そのひとも一人でマイアミに来ていて寂しいらしかったのと、年も近く、仕事や趣味など共通の話題も多かったため、話も弾み、一緒にマイアミビーチを散策した。 ビーチは圧巻。ハワイやゴールドコーストを彷彿とさせる白い浜にエメラルドグリーンの海。波はおちついていて、ゆっくりと海水浴ができる。場所柄、ラテン系の人が多い。陽気なビーチだ。気分が晴れた。 そしてその日本人の彼と一緒にキューバ料理屋に入った。 キューバ料理を食べておどろいたが、非常に味付けのセンスがいいなと感じだ。日本人の口に合うと思う。 正直、タコスなどのメキシコ料理がそこまで自分に響いていないこともあり、キューバも似たようなものだろうなと勝手に決めつけて期待していなかったが、キャッサバのフライ+ガーリック+チーズ+サワークリームの組み合わせや、豚肉(ブロック肉)の揚げ焼きなど、かなりセンスが良く激うまだった。明日以降も積極的にキューバ料理を堪能していこうと思う。 その後、一緒に「世界一エロい美術館」にも行った。ビーチに飽きた頃にふらっと行くとおもしろい。中でも、女性器を石膏でかたどったものが、400個程度ずらっと並んでいる様は圧巻だった。ピアスが付いてたり、形がさまざまだったり。。日本にはない発想に触れると脳が刺激される。 今日はいい出会いがあって本当によかった。 旅や観光や食事において、一人よりも複数人で感情や感想を分かち合った方が喜びが増すなぁと痛感。(人によるだろうが多くの人は共感してくれるんじゃないだろうか) でも、それでは、一人旅ってなんだろう?と、まさに一人旅の真っ最中に考え始めてしまった。 複数人で旅をした方が楽しいなら、一人旅の存在意義は?   これに対する僕の答えは、「一人の自由さを謳歌しつつ、好きなように”現地で仲間を作って”一緒に遊び回る体験」ということに価値がありそうだ、というところに行き着いた。行き先で上手に”仲間”を作ることが、一人旅を充実させるための重要なポイントだろう。 こんなことも含めて、日々いろいろ学ぶなぁ。最高だなぁ。 ではでは。