usa-eye-catchアメリカ一人旅

【30代男のアメリカ一人旅・7日目】ラスベガスからグランドキャニオンへの日帰り旅行

アメリカ一人旅7日目。18時間にわたる、ラスベガス発の日帰りグランドキャニオン弾丸ツアーに参加してきた。 今回のノープランな一人旅の中で数少ない「絶対に行くと決めていた」場所である。 どんなツアーかざっくりというと、午前2時にラスベガスを出発して、 ・全米二番目の大きさを誇るパウエル湖を見渡せる「ワウィープ展望台」 ・アリゾナ川の浸食作用で300メートルほど深く削られた馬の蹄の形をした渓谷「ホースシューベンド」 ・「2016年 日本人に人気の海外観光スポット」第二位に選ばれた「アンテロープキャニオン」 ・全長約450km、深さ約1.6kmにわたり横たわる、世界最大規模の峡谷「グランドキャニオン サウスリム」 ・その他、恐竜の遺跡、星空鑑賞、有名お土産店、ルート66など を全て回り切って午後8時に帰着という、超合理的というか、無茶というか、一般的な楽しい旅行の予定の詰め込み方とはかけ離れた、”理外”の旅程である。 それに加えてバス(というかバン)での移動時間が大変に長く、30代の脂の乗った青年(ぼく)ですら体力の限界を迎えるほどのハードスケジュールだったが、参加者は僕を含め5名いて、50~60代の夫妻や20代の女の子など、様々な人が参加していたので、泣き言を言わずになんとか完遂した。 今帰宅直後である。大仕事を終えた気分だ。 明日は、マイアミに向けて早々に飛び立つ。 そのため今日は一刻も早く寝て、英気を養いたい。 書きたいことは山ほどあるが、今日は限界。もう終わりにしたいと思う。   だが最後に一言。   アメリカ旅行に来るならグランドキャニオンとアンテロープキャニオンは絶対にいくべし。 本当に心震えるほど良かった。 僕は日本でも数多の観光スポットに行ったが、どの分野でも日本大会と世界大会ではレベルが断然違うように、さすがにワールドクラス最高峰の観光地の実力は凄まじかった。 では寝ます。。明日はちゃんと投稿します。。

usa-eye-catchアメリカ一人旅

【30代男のアメリカ一人旅・5〜6日目】ラスベガスのカジノでささやかな勝利!

アラサー男がアメリカに一人旅に来て5~6日目の様子を綴っていく。 到着してまだ一週間も経っていないが、だいぶアメリカにも慣れてきた。 孤独感や不安感も、徐々に薄らいできている。(慣れただけかもしれない) 【アメリカ一人旅5日目・ラスベガス】知り合った日本人とご飯のはずが… 前回の記事で書いたように、昨日カジノで日本人の男性と知り合ったので、今日はご飯に行く予定。 しかし、待てども待てども連絡が来ない。 「今日はラスベガスのディナーを楽しむから昼ごはんは軽めにしておこう」などとウキウキ気分でコンディションを整えていたが、夜の19時を回っても連絡が来ない。 もう今日のディナーは無くなったと思ったほうがよさそうだ。 こういうネガティブな出来事がおきたときに、特に意識していないと悪態やため息をつきたくなる。でもグッと堪えよう。 人の真価が試されるのってこういう「普通にしてたらイヤな気持ちになる場面」だと思うんだよな。 この場面で動じずに、嫌な顔ひとつせず切り替えができる人間は、はたからみていて強すぎるし、憧れる。自分もそうでありたい。 僕は気を抜いたら「あの人のせいで退屈な夜になった」とか思ってしまう人間なので、極力気を強く持って過ごした。少しずつ自分という人間を磨いていくつもりで。 今日の夜ご飯も結局一人飯ということで、カジノに出向いてパンダエクスプレスでチャーハンとオレンジチキンを頼んだ。 正直チャーハンのご飯はパサパサであまり美味しいとは言えなかったのでビールで流し込んだ。オレンジチキンは美味かった。 20ドルだけルーレットを試しにやってみたら一瞬で負けてお金が溶けたので、今日の出来事を総合的に考えてさすがに気持ちが下がってきた。 そんなことをしていたら、今日ディナーをともにする予定だった日本人の彼からラインがあり、仕事中(展示会)に電池がきれて連絡ができなかったがまだ仕事が終わらない、ということだった。 仕方ないな。働いてたらそんなこともある。いちいち目くじらを立てないことだ。でかい男になるためのトレーニングだ。 とはいえ、さすがにあまりいい気分にはなりきれず、悶々としながら帰宅。 【アメリカ一人旅5日目・ラスベガス】Airbnbの宿のホストからの誘いを無碍に断り後悔 時系列を少し遡ることになるが、5日目の昼すぎに、Airbnbの宿の自分の個室でぐうたらと寝ていたら、突然部屋のドアがノックされた。 ノックされるとは思いもよらず、少しテンパりつつドアを開けたら、Airbnbの宿のホスト(30歳くらいの気のいいにーちゃん)がとうもろこしを食べながら突っ立っていた。 そしてそのにーちゃんに「Are you hungry?」ときかれた。 僕はついさっきご飯を食べたばかりだったので「No, thank you.」と自然に回答してしまったが、にーちゃんは少し悲しげな顔して「OK. No problem.」と言ってさっていった。 僕はその直後に「はっ、、、孤独な日本人に親切にご飯の誘いをしてくれたのに、無碍に断ってしまった。。」と後悔した。 お腹がいっぱいであっても、善意をうけとりつつ、アメリカの地で知り合いを増やすために、確実にここはYESと答えるべきだった。 「お腹がいっぱいだから断る」のは正直であり、正直であることは美徳だが、ひととうまく仲良く付き合うのはもっと美徳だと思う。 もう誘ってくれることはないかもな。「A little bit hungry.」とか適当にいってついていくべきだった。 こういうちょっとした失敗を、次に生かしていこう。   【アメリカ一人旅6日目・ラスベガス】カジノで小さな勝利! 「今日は深夜(26時)にグランドキャニオン行きのバスに乗るので、あまり無理に夜遊びをせずにゆっくり宿で過ごそう」というプランで、スーパーに軽く出向いてドーナツやカップ麺を調達して、宿で軽くプログラミングをしたりして過ごしていた。 しかし、明日はグランドキャニオンの日帰りツアーで一日潰れることを考えると、実質今日がラスベガスで過ごす最後の夜なので、宿にいるのが勿体無い気持ちになり、夕方ごろに少しだけストリップ通り(カジノやホテルが立ち並ぶ超ド派手な通り)に出向いた。 まだいっていなかった名所「コカコーラストア」を軽く見たが、それ以降特にやりたいこともなく街をうろうろしていたら、ふつふつと昨日20ドル負けた悔しい気持ちが蘇ってきた。 もしかして、取り返せるかな・・。 昨日みたいに、闇雲にお金をかけるのではなく、ちゃんとルーレットの過去データをみて流れを読めばいけるんちゃうか・・。 そんな気持ちになって気づいたらルーレット台に座っていた。   20ドルだけ入れて、トライ開始。 過去データをみると、一定間隔で「0」の目がでていることがわかった。 その間隔に合わせて「0」に一点張りしていたら、なんと2回も一点張りで当ててしまった。。。。!   でもここで「浮かれない」ことが、何を差し置いても最重要。 「プレイ時間」だけをしっかり決めて、タイムリミットが来たら潔く帰ろう。   というわけで、少しルーレットのコツを掴んだ気がして、まだまだプレイしたかったが、切り上げることに。 数万円の勝利。…

usa-eye-catchアメリカ一人旅

【30代男のアメリカ一人旅・4〜5日目】ラスベガス到着&散策

アメリカに到着してから5日が経過した。アラサー男の一人旅だ。 最初は、一人でご飯屋に入ることに不安や気恥ずかしさを感じていたり、物価の予想以上の高さからこの先の旅のコストを案じていたり、話し相手がいないことにかなりの孤独感を感じていて、もう帰ってもいいかも・・などと思い始めていたが、5日目にしてかなり良い方向に変化してきた。 この変化をもたらしたのが、5日間滞在したことによる慣れなのか、ロサンゼルスとラスベガスの街の雰囲気の違いなのか、自分でもはっきり自覚していないが、旅を続けているうちにわかるかもしれない。 というわけで4~5日目の模様を残していく。 【アメリカ一人旅4日目・ロサンゼルス】ダウンタウンのグランドセントラルモールにあるEggslutへ 今日は10時のバスでロサンゼルスからラスベガスへ向かうということもあり、朝の7時に起きて宿泊していたユースホステル「The Steady」を旅立った。 10時のバスに乗る前に、気になっていたEggslutという「LA NO.1の卵料理専門店」へと向かった。 場所はダウンタウンのグランドセントラルモールにある。 グランドセントラルモールの中にはたくさんの飲食店があったが、午前8:30ごろはまだ閑散としていてオープンしていないお店もちらほらあったし、人もまばらだった。 Eggslutでベーコンバーガーとオレンジジュースを注文したが、そのときに名前を聞かれて戸惑った。 「What’s your name?」という簡単なフレーズでも、ネイティブの発音スピードにまだ慣れていないのと、注文時に名前を聞かれる意味がわからず、混乱して聞き返してしまった。 どうやら料理が出来上がると名前で呼んでくれるらしい。名前を呼ばれ、料理を受け取り、ロサンゼルスの最後の朝をハンバーガーと共に堪能した。 【アメリカ一人旅4日目・ロサンゼルス】Union Stationに向かい、ラスベガス行きのバスに乗車 Eggslutを堪能した後、ラスベガス行きのバスに乗るために、Unioin Stationに向かった。 歩いて30分くらいとそこそこの距離だったので、タクシーに乗るかかなり迷ったが、時間に余裕があったことと、カロリーを消費しつつお金も浮かせられる最強の移動手段「徒歩」を選択。 道中、ほうじ茶のような匂いが何回かした。ほうじ茶に甘ったるい匂いを少しだけ混ぜた、なんとなく不快な香りでも言おうか。 「はっ。。この匂いはもしや。。」と思い、ネットでググると、やはりそうだ。 どうやらこれが大麻の匂いらしい。よくよく道を見るとタバコを吸ってる黒人男性がちらほらいるが、この人らは大麻を吸ってるんだな。 徒歩で移動したことで、ひとつ勉強ができた。徒歩移動はこういうセレンディピティがあるので、嫌いじゃない。 Union Stationに到着したものの、4~5時間の移動であれば飲み物を準備したい。 自販機でもコンビニでも、ペットボトルの水が好き放題手に入る日本と違って、アメリカは簡単には水売り場を見つけられない。 今回、flixbusという高速バスを使うので、とりあえずそこの待合室に行き、スタッフに聞いて、待合室内にある自販機で購入した。 flixbusはスマホで長距離バスが予約でき、乗車も見せるだけなので、非常にスムーズ。スタッフも親切で、気に入りました。 長距離移動の道中、僕はネックピローを首元にセットしてうたたねしたり、kindleを読んだりしてリラックスできたし、一度30分休憩を挟んでくれたので、近くのマクドナルドでハンバーガーで小腹を満たせた。 flixbusは、多少揺れが気になるものの、予想していたよりもだいぶ快適な旅だった。 【アメリカ一人旅4日目・ラスベガス】ラスベガス到着!Airbnbで予約したお家へGo! バスは、ラスベガスのFashion Showという大きなモールに到着した。 ラスベガスでは、日差しの強さに驚いた。ロサンゼルスではそこまで気にならなかったのに、なぜかラスベガスでは異様に強く感じる。 歩いてAirbnbの宿まで移動するのは難儀だ。 Uberで車を手配して、日陰で小休憩を何回も挟みつつ乗り場まで移動して、Airbnbの宿に到着。 Uberの運転手に「今日暑すぎるなぁ!」とか話しかけても、あまり反応してくれない感じだったが、丁寧に、無事に運び届けてくれたのでノープロブレム。 初めてUberアプリを使ったが、アプリの機能で車を降りた後に運転手にチップを渡せることを知った。 僕はそれを知らずに、下車時に直接1ドルのチップを渡したら、全然会話に反応してくれなかった運転手が急に陽気になり、僕のキャリーケースを下ろすのを手伝ってくれた。同じチップを渡すにしても、関係が終わった下車後にアプリで渡すよりも、直接渡した方が気分がいいな。 そして宿に到着し部屋に入ったが、そのクオリティの高さにビビった。 ここにくるまで、最低限のクオリティのユースホステルに3泊したということも手伝って、新しいAirbnbの宿の7畳分くらいの広さの完全個室と、共有スペースにある筋トレグッズや大きなテレビ、洗濯機やキッチンに感激した。ユースホステルと宿泊代もほとんど変わらないのに。 さらに、共有スペースですれ違う人とも会話が弾む。すなんかユースホステルは挨拶すらしないひとがおおくて民度の低さをひしひしと感じていたが、同じ値段なのに断然民度が高い!一人旅をしてる身にとってはこういう何気ない会話が心に染みるほど嬉しいんだ。 ユースホステルって何十年も前から若者や格安旅行者に愛されてきた施設なんだけど、いまとなっては前時代的すぎるかもな。 僕は今後ユースホステルを使うことはないだろう。Airbnb一択だ。みなさんにも、Airbnbをおすすめする。(口コミや評価をしっかりチェックすることがポイント) 【アメリカ一人旅4日目・ラスベガス】ラスベガスの街を散策 ラスベガスは、自分のイメージを遥かに超える規模だった。 もはや経済力が強いとかそんなレベルじゃなく、お金が有り余っていて湯水の如く大量の札束を垂れ流さないとこんな街作れないでしょっていう感じ。 建物の規模や人のエネルギーを含めた街の規模が、体感でざっくりと、新宿歌舞伎町の10倍くらいはありそうだ。 ネットでググったカジノを適当にうろつきながら、街にいる”おひとりさま”のあまりの少なさを見て寂しく感じる。 だれもこのパラダイスにひとりでこないってことなのか。頑張って人に声をかけて友達を作ろうと思っていたが、相手が複数人となると安易に声もかけづらい。 半分自暴自棄になり、今日はもうお金を気にせずに美味いものを食べたいなという気分になった。 ファストフードのハンバーガーじゃなく、本場の本格レストランのガチンコハンバーガーが食べたい。 スマホで調べた結果、「GORDON…

usa-eye-catchアメリカ一人旅

【30代男のアメリカ一人旅・2〜3日目】ロサンゼルスを散策

現在、一ヶ月に渡るアメリカ放浪をしている。 自分の認識力を高めることと、日々を記録することを目的としてこちらのブログに残していく。 そのため、散漫とした文章になると思うがお許しを。   ロサンゼルスに到着して2日目の朝までの記事はこちらに記載してます。   2日目、昼くらいまでゆっくり0秒思考をしたり、ブログを書いたり、身支度をして、出発。 放浪すると、こういう時間のゆとりがあるのがいい。学生ぶりじゃないだろうか、時間的にこんなに自由なのは。   【アメリカ一人旅2日目・ロサンゼルス】The Groveという巨大モールへ 家を出てまず最初に、The Grove という、まるでエンターテイメントパークかのような巨大モールへ出向いた。 なぜかというと、5月のロサンゼルスの朝晩が非常に冷え込むことがわかり、僕の服装では風邪をひきかねなかったからだ。 というのも、キャリーケースがはちきれんばかりにパンパンで、パーカーなどのちょっとした防寒着を詰め込むのを断念したからだ。 半袖半ズボンの服装のみでアメリカ放浪に挑もうとしたが、朝晩は無理。11月くらいの気温になってる。寒すぎて旅行どころじゃなく一刻も早くホテルに帰りたくなってしまうのだ。 そのため、なにか羽織れるものを買うことが急務であった。 そしてせっかくなら巨大で楽しめるようなところが良い、ということでこのモールをチョイスした。 結果的に、このモールを選んで正解だった。 このモールでは「ファーマーズマーケット」が開催されており、いろんな飲食店や生鮮食品が並んでいた。 しかも非常に盛況で、図らずもお祭り感を楽しめた。僥倖。。。! ここで昼食を食べた。ハンバーガーとポテトとドリンクのセットで13ドル(約1,820円)。財布が泣き出しそうだ。 その後、いけてるパーカーを発見したので入手し、すこしうろついて、そのモールを後にした。 日差しが以上に強かったのでサングラスも買いたかったが、気にいるものがなく断念。 僕自身、サングラスはどれでもいい派なので、1000円以下で入手したかったが、高級モールということもありそんなものは存在しなかった。   【アメリカ一人旅2日目・ロサンゼルス】高級商店街ロデオドライブ&高級住宅街ビバリーヒルズへ その後どこへいくか、結構迷った。個人的にロサンゼルスで気になるのはハリウッドとサンタモニカビーチとビバリーヒルズである。 他に、ディズニーランドやユニバーサルスタジオ、美術館や天文台などいろんな見所がネット上でおすすめされていたが、個人的にあまり興味がない。 おすすめされたから思考停止で出向いてるようじゃ、最大限充実した旅にはできない、という信念のもと、それらの場所には行かないことにしていた。 そうなると案外いくところは少なく、前述の3つほどに絞られていた。 さらに、明日は丸一日ロサンゼルスなので、スケジュールにも余裕がある。 そうであれば、今日は3のうち2つ程度を回れたら御の字か、などと考えつつ、極力移動に無駄がないように、ビバリーヒルズ→サンタモニカビーチというルートに確定した。 The Groveをでてビバリーヒルズに出向いた。バスにひたすら揺られていった。 一部道路が工事中だとかでバス停が使えなくなっていたり、Google Mapの経路案内で示された正しいバスに乗っていたはずが違うところに到着したりと、軽度のトラブルが発生したが、こんなものはぼくにはダメージを与えない。 日本にいた時の僕なら悪態のひとつやふたつついただろうが、時間にゆとりがあると、こうも寛大な気持ちになれるんだな。 いや、むしろ、バスを間違えて変な場所で下されたときに、運転手のおばあちゃん(推定62歳)に優しく正しいバスに乗る方法を案内してもらったりして、非常にほっこりした。 一人旅で話し相手もおらず、結構寂しい思いをしていたので、心がポカポカになった。 そんなこんなで、ビバリーヒルズ近くにある、セレブたちがこぞってお買い物をするとかしないとかいう、ロデオドライブという名のエリアに到着した。 ロデオドライブは、日本で言う、表参道とか青山みたいなエリアと言えばいいだろうか。 高級ブランドが立ち並んでいて、そこにいるだけで少し自分が格調高い人間になったような気がするエリア。 そこで黒人男性がひとりでロープを使ってビリーズブートキャンプみたいなトレーニングをかましていたのが、アメリカの自由さを象徴しているようで、微笑ましかった。(日本では到底できないでしょう) そのロデオドライブをみたあと、歩いて10〜15分程度かけてビバリーヒルズサインに到着。 正直に言えばただビバリーヒルズという文字が掲げられた小さな広場でしかないのだが、いろんな国の観光客が集まっていたし、すごく清潔感にあふれた場所だったので、気分は悪くなかった。 一通り、映え写真をとったあと、ビバリーヒルズをでてサンタモニカへ。     【アメリカ一人旅2日目・ロサンゼルス】エンタメ感満載のビーチ、サンタモニカビーチ サンタモニカビーチはやや遠かった。 バスに揺られること数十分かけてビーチ近くのバス停まで行った後、さらに少々歩いた。 ビーチ近くの広場でダンスパフォーマンスをしていたので少し見てみたら、日系人っぽい若い男がダンスを披露して拍手を掻っ攫っている。日系人っぽいからといって、そのひとの生まれも育ちもわからないし、僕と何かリンクするわけではないが、正直な話、勇気をもらった。なぜ勇気をもらったのかを具体的に言語化したいが、かなり複雑な感情な気がするので、後日に回したい。 ビーチには観覧車やジェットコースターがあり、大盛況。老いも若きも、みんな笑顔ではしゃいでた。…

usa-eye-catchアメリカ一人旅

【30代男のアメリカ一人旅・1〜2日目】ロサンゼルスへの到着

2023年5月某日、人生で初めてアメリカのロサンゼルスに来ている。滞在2日目である。 アメリカに入国するまでに、飛行機が遅延して乗り継ぎに失敗して無駄に成田に一泊するなどのトラブルが発生し、初日は疲れ果てていてなにもしていなかったので、まともに街を巡るのは今日が初めてだ。 ブログ執筆時点が朝なので、本日これからロサンゼルスの街を回っていく。   このアメリカの旅は、一人旅だ。 とりあえず出発前には行き帰りの航空券と、ロサンゼルスで3泊分の宿を確保しただけで、これからいく先も特に決めていない。気の向くままに放浪して、いろんな刺激を受けながら、自分と向き合ってみたいと思う。 アラサーにもなって、まだ人生に迷っているのかもしれないが、特に恥じることでもないと思ってる。 人生に迷ってるなら迷ってると素直に認めて、それを少しでも解決する行動を起こしたほうがより納得感のいく人生になるに違いない。   アメリカに来たからには、もちろんアメリカならではの観光名所を回ったり、いろんな国の人と関わりたいと思いつつも、余った時間で自分の仕事や読書、ブログなどにもじっくり取り組んでいきたいと考えている。 日本にいると、日々の仕事に忙殺されてしまい、自分自身や人生について考える時間は十分に取れない。 こんな日々を送っていたらあっという間に老後生活に突入して、「あれ自分の人生これでよかったのかな」とモヤモヤするに違いない。 本ブログは、もちろん誰かに読んでもらえて役に立つことを願うが、主な目的としては自分自身の備忘録や、思考の整理という部分にフォーカスしているので、内容が散漫としているかもしれないがご容赦願いたい。   【アメリカ一人旅1日目・ロサンゼルス】ロサンゼルスでの宿泊 このブログは、筆者が宿泊しているロサンゼルスの「The Steady」というユースホステルにて執筆している。 このホステルはウエストハリウッドにあるため観光地に出向くのに立地もよく、値段も手頃だったのでチョイスした。 まぁ値段が手頃と言えども、アメリカの物価がそもそも高いことと、円安の影響から、一泊だいたい7000円近くはする。(3泊で150ドル) 一か月の滞在期間を考えると、正直宿泊費用をもう少し抑えたいところだが、最低限のQOLを保とうとするとこれくらいはどうしてもかかる。   このユースホステルでは、相部屋に泊まっている。(個室があるのかはそもそも調べていない) 他の旅行客が10人程度と同じ部屋に泊まる。 部屋の中はカプセルホテルみたいになっている。ベッド一つ分の空間が割り当てられ、カーテンで外界と遮断できる。 誰に見られることもなく、落ち着ける空間と言える。 風呂やトイレは共同。キッチンもついていて、食器も自由に使えるし、湯沸器もある。   この暮らしぶりをするのは学生ならまだしも、アラサーになり、日本での暮らしが多少豊かになった今、やや抵抗感があった。 しかしながら、いざ住んでみれば、多少のシャワーの水圧の弱さ等、多少の不便さに目を瞑りさえすれば、割と問題なく暮らせる。   ただこのホステルを含め旅行をもっと楽しむために、強く必要性を感じるのがやはり英語力。 それも、そこそこ聞き取れるとか、読み書きできるとかいうレベルではなく、深く込み入った内容を「話せる」能力だ。   こういう共同宿泊施設では他の住人とちょっとした会話をすることが多い。海外だと尚更フランクに話しかけてくる。 例えば 「このお皿ってきれいかな?」 「冷蔵庫のものって勝手に食べていいの?」 「あ、勝手に食べちゃダメって書いてあるねw」 「トイレ誰か入ってるかな?」 みたいな。   海外の人は息をするようにこういうラフな会話をスタートしてくる。 そして、英語圏同士と思われる人は、そこからもっと会話が広がり、プライベートや仕事の話に発展したり、しょうもない馬鹿話で笑い合ったりしはじめるわけだ。 そんな姿を横目に見ると、歯がゆい気持ちになる。自分ももっと話せたら楽しいのにな、と。   僕自身TOEIC870をとっているが、”英会話”となるとテンでダメだ。 最低限の日常的なやりとりであればなんとかなるが、会話についていくのに必死で、ユーモアを交えたコミュニケーションを楽しむとかはなかなか難しい。 いや本当はやろうと思えばできるのかもしれないが、楽しい会話が途中でスムーズにいかなかったらどうしようとか色々考えだして、恐怖感からためらってしまう。 アメリカ旅を決定してからの一か月程度、ほぼ毎日1時間程度のシャドーイングをして、オンライン英会話もしたが、それでもついていけないところが多々ある。もっと長期間にわたって、重点的にやらないと。 この状況を一刻も早く打開することは充実した人生を送る上での重要課題だ。   【アメリカ一人旅1日目・ロサンゼルス】ロサンゼルス国際空港からウエストハリウッドのホステルまでの移動 ロサンゼルス国際空港についてから、出口すぐのバス停で、FlyAwayという高速バスみたいなので40分ほどかけて、ロサンゼルス最大(?)のUnion Stationという駅へ向かった。 バスに乗るためにはアプリでチケットを買う必要があるが、バス停に行けばアプリのダウンロード方法など書いてあるので簡単に乗れる。…

pc image雑記

思考力、会話力、認識力を高めるために、どのように文章を書くべきか

ものごとの「認識力」を高めて、会話力だったり思考力を高める目的で雑記ブログを書き始めて1ヶ月ほど経過した。 ほぼ毎日2000文字近く書いてます。   トレーニングを始めた最初の頃は、会話シーンで言葉がすらすらと出てきてものすごく効果を感じていたが、最近少し効果の実感が薄れてきた。 かつては「書くこと」について何冊も読み漁っていたので、認識力を高めるための文章の書き方をはっきりと意識できていたが、最近は漫然とただ書いている傾向が強い。 この記事では、改めて、認識力や会話力や思考力を高めるために文章を書いている人間は、「どのように」書くと効果的かについて考えていこうと思う。   まず第一に ・問いがあること これがかなり重要である。   YouTuberのヒカル曰く、会話力を磨くためには「さまざまな問いについて自分なりの答え」をもっていることが非常に重要とのことだ。 また、齋藤孝氏も著書の中で、問いに対する答えを述べる、という文章スタイルを推奨(もしくは単なる提示)していた記憶がある。   もちろん、問いといっても、「愛知県の県庁所在地はどこだ」みたいな、ググれば答えが出る問いはよくない。 「答えのある問い」ではなく、答えのない問いについて考えることが、思考力の向上につながるわけだ。   例えば本記事であれば、 認識力や会話力や思考力を高めるために文章を書いている人間は、「どのように」書くと効果的か という問いを冒頭で立てている。   これは著名人がいろんな見解を出していたり、科学的に検証されうる問いなので、完全にオリジナルの思考をゼロから構築していくような性質の問いではないため、悪い問いでもないがものすごく良い問いでもない。 僕が考える、文章トレーニングをする上での良い問いかけとは、たとえば   ・正論を言われても素直に聞き入れられずに腹が立ってしまう時はどう自分の感情をコントロールすべきか ・人が生きる理由は何か ・今を大切に悔いなく刹那的に生きるべきか、将来に備えて我慢・努力すべきか ・他人に口喧嘩で負けてしまうが、どうしたら気にせずに過ごせたり、口喧嘩に勝てるようになるか   というような、なかなか調べても答えが出てこない、ある種哲学的な問いかけである。 こういった問いかけを、誰しもふとした瞬間に考えることがあると思うが、頭の中での思考には限界があるので、書いてより深く、より精緻に掘り下げると、思考力や認識力、ひいては会話力につながるわけだ。     続いて、認識力や会話力や思考力を高めるための文章の書き方として ・比喩を多用すること があげられる。   トーク力の高い人を思い浮かべると、得てして比喩がうまい。例えば島田紳助、くりぃむしちゅー上田、YouTuberヒカルなど、明らかに一般人よりずば抜けて比喩が上手い。 聞き手にとって納得感のある比喩を会話で使えば、会話がおもしろくなるし、弾む。 そして、カリスマ性の高い人は比喩が上手いと聞いたことがある。YouTuberのDaiGoがいっていたような。(違ったらすみません…) 比喩の能力が高いことで、周りから「会話の上手い人」として一目置かれるというのは経験則からしてもほぼ間違いなく確かだろう。   一方で、比喩表現は、意識的にトレーニングしないとかなり難しいと思っている。 天才的な一部の人をのぞいて、比喩の技術を学び、実践しなければ、身につかない。 それも一朝一夕に身につくような代物ではない。 野球選手が日頃から素振りをするように、会話の上級者(プロ)を目指すものであれば日々の文章トレーニングで比喩を鍛えるべきである。(野球の比喩を入れてみた) 比喩が上手でなくても、おもしろくなくてもいい。 まずは「何かに例えてみよう」という心構えを当たり前のように身につけていくことがポイントだと思う。次第にその姿勢が会話の中でも出てくるようになるはずだ。     最後に、 ・エッセイ形式で書く ことがあげられる。 エッセイとは「実際に起きた具体的エピソードをつづったうえで、それに対する感想を書くもの」らしい。(確か齋藤孝さんがこう定義していたはず) 認識力や会話力の高い人は、ただ自分の思考を表現することがうまいだけでなく、事実を的確に描写することもうまい。…

pc image雑記

失礼な人間にいちいち腹を立てないで生きていきたい

ここ数日、コボちゃん作文に取り組んでいた。コボちゃん作文とは、コボちゃんの四コマ漫画を、原稿用紙一枚分程度、つまり400文字程度の文章で説明するという文章力のトレーニングだ。 しかし、もう終わりにしようと思う。   コボちゃん作文によりメキメキと「認識力」が身につくことを期待したが、実際に取り組んでみて、文章力はつくものの認識力の伸びはそこまで大きくないと実感した。 というのも、やはり既存のストーリーを描写するだけの訓練では自分で考える力が大して求められないからだ。 作文を通して文章は綺麗になるかもしれないが、他人の持っていない視点を得たり、高い解像度で事象を捉えたりするといった、認識力の向上につながりそうにない。 さらに僕はきれいな文章を書きたいわけではなく、汚くて独特の文体でも、人の心に訴えかける文章を書きたいのだ。 そういう経緯があり、コボちゃん作文は一旦終わりにしたい。   さて本題だが、今日は、いつもに増して、人にイラッとしてしまう日だった。 正論を言われても、なぜかいらっとしてしまう。 自分の気が立っていたのか、相手の口調がまずいのか、いまとなってもわからない。 月曜日で憂鬱なのはみんな同じだろうから、案外両方とも原因かもしれない。   ただ、理由のいかんによらず、他人にイラつくような人間にはなりたくないと僕は常々思う。 他人の無作法に乱されず、そよ風を受けるくらいの気持ちで受け流せる人間になりたいわけだ。 無作法な人間って、正直にいえば、そこらじゅうにいる。 さらに、日頃は礼儀正しく、口調も丁寧である人だとしても、ちょっと時間に追われていたり、タンスに小指をぶつけたりすれば、少し気が立って棘のある態度になりうる。   そんな相手にいちいち腹を立ててる人間が幸せだろうか?周りから尊敬されるだろうか?人に囲まれて愛されるだろうか? 腹を立てずに受け流せる人間のほうが、充実した人生を送れると思うんだよね。   もちろん、主張すべきところはすべきだし、度が過ぎた行為に対して警告をするなどの対処は必要である。脳内お花畑になれと言っているわけではない。   言い方に多少の棘があったり、少し失礼な態度を取られたくらいのちっちゃなことで腹を立てないようにしたいということだ。 例えるなら、ブッダやキリストみたいなイメージ。(知らんけど) まぁもっとわかりやすく言えば、マザーテレサとかかな。   でも難しいよね。 正論ですら、指摘されたら受け入れられないよね。   どうするんがいいの。まじで。悩むよね。   これに対処する方法はいくつかあると思っている。 こういうことをモヤモヤと頭の中で考え続けずに文字にできるのが書く習慣の最高なところだ。 これから対処法を挙げていく。     さて、まず一つ目だ。 僕がかつて読んだ超絶名著で、原始仏教の教えを解く「反応しない練習」という本がある。 これには、いらだちやかなしみ、恐怖といったネガティブ感情に襲われても、「心が反応をしない」ように訓練せよと書いている。 こういう知識も鍛錬もなく漫然と暮らしていれば、ネガティブ感情に振り回されることになる。 そして「あ〜人生って辛いことばっかだな」と愚痴り、周りにマイナスを撒き散らしながら生きていくことになる。 この本は、Amazonレビューでも鬼のような高評価を得ているので、読んでいない方はぜひ読んでほしいが、やはりこういう、反応しない鍛錬というものが、相手にイラつかないための一つの手だろう。 ぼくも意識はしているが、日常的にふいにおそってくる失礼なワードや態度に完全に対応しきれていない。     続いて二つ目。 少し危険思想寄りな対処法だが、失礼な相手に振り回されないためには、ディベート能力と、肉体的な戦闘能力を高めることがかなり効くはずだ。 実際に喧嘩したり、口論をふっかけるわけではなく、この失礼な相手に、論戦でも肉弾戦でもいつでも勝てると本心から思えるほど強くなれば、「自分が許してあげている」状態になる。 こうなると、心に余裕ができる。いつでも相手の肉体または精神に致命傷をあたえることができるけど、自分の広い心によって押さえているわけだ。 幼稚園児が多少失礼な言動をしても、ガチギレする人は少ないだろう。 相手が圧倒的に弱い存在であれば、イライラすることもかなり押さえられると考えられる。    …

pc image雑記

文章力アップを目指して「コボちゃん第966回」を題材に作文トレーニングをしてみた。

今日もコボちゃん作文を書きます。 僕は人を笑わせられる文章を書きたいので、コボちゃんのストーリーをできるだけ面白く伝えられるように文章を作っていきます。 基本的に自分の文章力強化のために書いている文章ですが、興味のある方は読んでもらえたら嬉しいです。 では早速始めていきます。あとで実際のコボちゃんの漫画も貼ります。     コボちゃんとお母さんが道を歩いていたら、家族ぐるみの知り合いであるサヨコちゃんとお母さんに出会います。 道端でばったりあったコボちゃんたちは、挨拶をして会話を始めます。 サヨコちゃんはコボちゃんと同じ歳くらいの、とっても笑顔の素敵な可愛らしい女の子。 そのサヨコちゃんに向かって、コボちゃんのお母さんは、サヨコちゃんの笑った時にできるえくぼがとってもかわいらしいねと話しかけます。 人が集まっている場で、他の誰かが褒められている時、あー自分にはその美点がないのだな、と気づくことがあるかもしれません。 例えば複数人いる場で、他の誰かが「あなたって小顔だね〜」と褒められていたら、自分は特に小顔ではないと考えざるを得ません。 もちろん、この程度のことで目くじらを立てたり、傷ついたりしていては、人付き合いが全く楽しくなくなります。 そのため、大抵の大人はいちいち反応せず、受け流すことでしょう。また、そんなことは日常茶飯事ですので、大人になれば似たことを何回も経験していて慣れっこです。 でもやっぱり、本当の心の奥底を覗くと、大人であってもちょっとだけ気にしたりするかもしれません。特にちっちゃい子の場合は。 さて、そのあとコボちゃんが家に帰って、なにをしたか。 大人なら、何も気にせずスルーするところですが、他の子が褒められた様子をみてコボちゃんは傷付いてはいないもののちょっぴり気になります。 僕もエクボがあったら、可愛いって言われるのかな?なんて考えたかもしれません。 コボちゃんは、家にあるお茶の急須を見つけます。その急須は、取手部分が取り外せるようです。 その急須の取手をコボちゃんは両頬を挟むように押しつけ、ほっぺたを窪ませてみます。 背景事情を知っている人が見れば、健気なコボちゃんです。 そんなコボちゃんを背景を知らないおじいちゃんが見かけて、はて、一体なにをしているんだろうと言った顔で眺めています。     以上。 実際の漫画を載せておこう。   (引用元: 40周年記念-コボちゃん傑作選 (単行本) 植田 まさし)   ここからは例の如く感想戦だ。 コボちゃん作文を面白く書くのは、難易度がほどよい。 もともと、クスリと笑える構成になっているので、構成を考えるところに労力を割く必要がなく、文章力で『より面白くする』ところに注力できるからだ。 ただ、文章力でおもしろくするのも相当な技術がいると思う。 会話であれば声のトーン、身振り手振り、話の勢いや間の取り方で面白さを増幅することが出来るが、文章となるとそう簡単にはいかない。 言葉の力だけを使って話を面白くするのは、自分のユーモアスキルを高めるための非常に良い訓練になりそうだ。   続けていこう。

pc image雑記

文章力アップを目指して「コボちゃん第523回」を題材に作文トレーニングをしてみた。

今日から自分の文章力のために、コボちゃん作文をやっていこうと思う。 前置きが長いと自分の作文習慣が続かないのでサクサクいくぞ。 では始める。     コボちゃんは幼稚園で、他の園児や先生とお絵描きの時間を過ごしている。 先生が園児たちにお題を出す。手元にある10本近くのクレヨンを全て使って絵を描いてみましょうというお題だ。 予想外のお題に子供達は案外苦戦して、友達同士で相談し始めた。 それをみかねた先生も園児にアドバイスをするが、その様子に見向きもせずコボちゃんは一人黙々と筆を走らせていた。 コボちゃんが悩むこともなく絵を描く様子に周りの園児たちも気づいて、何を描いているかとざわつき、コボちゃんの元へ集まる。 そこで周りの園児は、コボちゃんの描いている絵を見て、コボちゃんの臨機応変さに思わずうなる。 コボちゃんが書いていたのは『10本近くあるクレヨンのそのものの絵』であった。       コボちゃん作文は以上だ。 実際の漫画を載せておこう。   (引用元: 40周年記念-コボちゃん傑作選 (単行本) 植田 まさし)     さて、感想戦といこうか。 まずコボちゃん作文に初めて取り組んでみて、文章力向上を目論みはじめたばかりの僕に取って、難易度が非常に程よいと感じた。 おそらく小学生でも難なくこなえるトレーニングだろう。僕も、小学生レベルとは流石に言わないが、文章力への自信が皆無なので、このくらいがすごくちょうどいい。 そして、普段みつけてもさらっと読み流してしまうコボちゃんの漫画をしっかり読むことがすごく楽しいし、自分の言葉で表現する行為も非常に快感を感じる。 著名人がこの文章トレーニングを絶賛しているので、このまま続けていけば文章が上手くなると確信めいたものを抱きながら取り組める点が、楽しさに拍車をかけているとも思える。   せっかくなので、要約して終わりではなく、このコボちゃんの話に対する感想も、書き綴ってみようと思う。   発想力のある人間や機転の効く人間は、どの場に行っても一目置かれると思う。 おそらく幼稚園児のコボちゃんも、先生のちょっと捻ったお絵描きのお題に対して、ハッとするような機転の効いた対応を取った。 そして、機転が効いてるのに、周りに自分のアイディアを吹聴するでもなく、地道に作業に取り組む様は、みてて嫌な気持ちがしない。 機転が効いていても、それを自分自身が自覚して得意げになっている人を見たら、少し可愛げがなくて、素直にすごいと言えない気分になるのは僕だけだろうか。 もしコボちゃんのそんな姿が描かれていたら、読者もそっと離れていってここまで有名漫画にはなっていないだろうな。 機転が効いているのに、調子に乗らないコボちゃんには、周りの園児も集まってきている。 少し大袈裟だが、人が集まる人間、すなわち人望のある人間というところを目指したい大人は、見習えるところがあるかもしれないね。     感想はそんなところかな。   コボちゃんの要約と感想を描いてみて、自分の文章に対して思うのは、自分は文章を綺麗に描こうとしすぎて、ハートが伝わってこない感じになってるかも。 上手い文章より、人の心を打てる文章を書きたい。 もっとそこら辺を意識して次回に臨みます。   では!

pc image雑記

人前で話すときや議論するときに脈が早くなり過呼吸気味になるのはなぜ?対処法は?

僕は人前で話すときや人とちょっと意見が対立して議論するときに、心臓がバクバクして過呼吸気味になる傾向が強い。 赤面したり、汗が吹き出したりはしないものの、気が狂いそうなほどに脈拍が早くなり、呼吸も浅くなって十分にできなくなる。 呼吸が浅くなると何が起こるかというと、声を出すための息の量と強さが足らなくなり、まともに言葉を発せなくなる。 同じような人もいるだろうか?みんな多かれ少なかれ緊張することはあるとは思うが、僕ほどに症状が出てる人はあまりいないように感じる。   なぜだろう。いつからだろう。 そんなふうに考え続けても、答えは出ず、解決ができない。 こういうモヤモヤすることがブログにとっては非常に良い題材となるので、今回もブログで原因や対策を考えていきたいと思う。 このブログの読者の方に少しでも役立ってくれると嬉しいが、このブログは自分自身の『認識力』の向上のために執筆しているので、役に立たなければごめんなさい。   さて。僕の症状についてもっと詳しく分析してみよう。 まず言えるのは、人前に立った時と、他人と口論に近い議論をするときで、ほとんど同じ症状が出ているということだ。 いずれの場合も、前述の通り、脈が高速になり、呼吸が浅くなる。さらに呼吸が浅くなることで、安定して出力できず、声が震えてしまう。 その状況になるともうだめだ。 声が震えると『自分の焦りを悟られているのではないか』と感じられて、ますます症状が悪化する。   さらに言えば、過去に口論になりかけたシーンを想像して、『あの時自分がこう言ったらどう返されるだろう?』とか少し振り返ってシミュレーションしているだけでも脈が早くなる。 実際に相手に対峙していないし、実際に言われた言葉ではなく自分が想像したやり取りの中でも、症状が出てくるわけだ。   こんな自分が嫌になる。 はっきり言えば、めちゃくちゃ恥ずかしい。 人前で話せない=自分に自信がない=小心者=弱者男性などとぐるぐる考えてしまい、自己嫌悪に陥ることになる。   たまにYouTubeやTwitterで、路上などで一方的に絡んでくるクレーマーに対して淡々と反論している動画を見たり、ディベート動画を見たりするわけだが、自分にはそれができないだろうと思う。 すぐに息が浅くなるというか、声が詰まるような状態になり、徐々に頭の中も真っ白になってまともに言葉を発せなくなるだろう。   これはなぜか。考えられる理由はいくつかありそうだ。 ・言い負かされて人に笑われることが怖い ・人前で自分の会話能力の低さを露呈してしまうことが怖い ・自分の話している内容に自信がない ・過去に口論で負けたりしたときのトラウマ ・議論に勝てた経験の少なさから、勝てる自信がない ・いちいち議論に負けたり、人前で恥をかくことに対して極端に恐れてしまう、プライドの高さ あたりだろうか。     上記を踏まえると、主に自分の会話能力の低さ(厳密に言えば、会話能力に対する自信)と、会話の場数と、プライドの高さが大きな原因かもしれない。 もし仮に、自分が自分や他人を以下のように認識していれば、この状態にならないと思う。 ・自分は弁論技術が高い ・自分はユーモアセンスが高い ・自分は頭の回転が速い ・自分は自分の言葉で人を魅了してきた ・自分は自分の言葉で人に議論で買ってきた ・変なことを言ったって、いいじゃない、それが自分の言葉なんだから ・自分ってそこまで大した人間じゃないから、議論に負けることだってあれば、人前でうまく話せないこともある ・赤面症の人がいたりするし、自分だけが人前に立つことが苦手なわけではない ・口論や議論の相手は絶対的な敵ではない、(大抵の場合)話せばわかる味方である こんなふうに認識できたら、おそらく人前で堂々と振る舞えるし、口喧嘩でもビビらず戦える。   ではこのように認識を変えるために、どうすべきか? ここで精神論に頼らず、具体的なアクションをあげることが重要だと思う。 精神論で自分が変えられた試しがほとんどないからだ。   具体的なアクションを考える前に、話が上手い人のエピソードを少し思い出したので書いておきたい。 有吉とヒカル(YouTuber)の話だ。…