【30代男のアメリカ一人旅・17〜18日目】シアトルの街を味わい尽くす

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アメリカ一人旅を始めて18日が経過した。

これまで、ロサンゼルス→ラスベガス→グランドキャニオン→マイアミ→ナッシュビル→NYと訪れて、現在シアトルに滞在中。

この記事では17〜18日の様子を綴る。

【アメリカ一人旅17日目前半・ニューヨーク】早朝の便でJFK空港からシアトルへ

この日はNYからシアトルへの飛行機移動を行なった。

フライトだけで6時間近いのと、宿から空港までの移動に数時間要することから、ほとんど一日が移動で終わった。

航空券の値段の安さからアラスカ航空を選択した。

この旅の間にすでに3回もアメリカ国内線に乗っているのでチェックインや手荷物検査なども慣れたものだ。なんの滞りもなくチェックを終えた。

これまでのアメリカ国内線搭乗の経験を踏まえると、ろくな機内サービスがない(もしくは高額で提供される)と考えた方が良いので、6時間のフライトに備えて腹を満たしたり、機内に持ち込む水やスナック菓子を買い込んだ。

結果的にアラスカ航空は他の航空会社より少しだけサービスがよく、飲み物やビスケットなどが配布されたものの、それだけでは不十分なのでやはり事前に買っておいてよかった。

また6時間のフライトとなると、ある程度頻繁に席を立ってトイレに行ったり身体を動かしたいので、通路側の席を確保しておいた。これも、ケチらずに奮発しておいて大正解だった。僕は6回くらい立って動き回ることができた。しかし、窓側の席の人は、6時間の間に1回だけすごく申し訳なさそうにトイレに行くことしかできていなかった。僕も窓側なら1〜2回がいいところだろう。飛行機移動が超短時間でない限り、通路側をとるべし。

ただ、隣の席の人があまりにマッチョというか、太いというか、ヘビー級の総合格闘家みたいな体型だったので、かなりはみ出してきたのには閉口した。ひたすら縮こまって本を読んでなんとかやりすごした。

そんなこんなでシアトルに到着。

シアトルは空港から市街地まで電車一本でアクセスできるので着いてから非常に楽だった。

今回は、ユースホステル「Green Tortoise Seattle」に宿泊。Airbnb経由で予約した。他の宿に比べて異常な安さだったのと立地もよかったので選択した。

ユースホステル「Green Tortoise Seattle」の特徴を簡単に挙げると、まず一番大きな特徴は、とにかく旅行客が多いので寂しくないし仲間も「頑張れば」見つかるかもしれないという点だ。

老若男女問わず、世界中から人が集まっている。ただ、格安宿ということもあってかあまり民度が高いとは言えず、すれ違う時の挨拶もしないし、物音を大きく立てる人もいるので、仲良くなれるかは怪しい。

次の特徴は風呂の環境が微妙という点。シャワーが弱かったりバスマットがなかったりバスルームが臭かったりドライヤーが弱くてあまり快適な風呂ライフではなかった。

そして最後の特徴は、宿主催のイベントがあること。僕が泊まった時はワインパーティを開催していたし、金曜日にはパブ巡りも企画してくれるようで、積極的に参加して自分から話しかければ友達ができたり、楽しめたりするかも。

【アメリカ一人旅17日目後半・シアトル】パイク・プレース・マーケットをサクッと観光

シアトルで宿泊するユースホステル「Green Tortoise Seattle」の目と鼻の先に、有名観光地パイク・プレース・マーケットが鎮座していた。

夕方に宿に到着したのでサクッとみて回り、元気よく魚を売り捌く魚市場のおっちゃんをみたり、全米で一番美味しいと言われる大人気のクラムチャウダー専門店PIKE PLACE CHOWDERのNew England Clam Chowderを食べたりした。

その後、どうしてもアメリカの牡蠣を食べてみたく、Taylor Shellfish Oyster Barという牡蠣の有名店へ。

道中、あまりにも街に人影が少ないのでタクシーの運転手に聞いてみたらHolidayであるとのことだった。明日は盛り上がるらしい。Holidayだけど、牡蠣のお店は空いていたので入ることに。

僕は牡蠣に当たってしまうリスクを少しでも下げたく、「焼きガキ」を頼んだつもりだったが、店員のミスか、僕の英語が悪かったか、生牡蠣と焼き牡蠣が2種類きてしまった。そして旅の疲れもあり、注文が間違っていると主張する元気もなく、受け入れることにした。

残りの旅程を考えると、ここでは生牡蠣を食べない方が良いかと思ったが、店員が目の前で牡蠣の産地の説明をしてくれたし、バーカウンターで食べていたので店員が目の前で見てるし、お金をドブに捨てることになる。そして、そもそも超うまそうだ。目の前に生牡蠣を出されて我慢できるほど忍耐強くない。

というわけで、生牡蠣も焼き牡蠣をIPAビールでガッツリ流し込み、退店。

アメリカでやりたかったことをまた一つ達成した。ノロウイルスにかからないことを祈る。

【アメリカ一人旅18日目・シアトル】Amazon本社、ワシントン大学、シアトル航空博物館、ウォーターフロントを弾丸で回る

今日は丸一日シアトルを観光できる、最初で最後の日だ。

明日にはバンクーバーに向けて出発するのでフルコースで楽しまないと。

というわけで、Amazon本社、ワシントン大学、シアトル航空博物館、ウォーターフロントを回った。

ワシントン大学の構内や図書館のアカデミックな雰囲気は非常に印象に残った。こんなところで、時間もお金も上司の評価もなにもきにせずに学問に打ち込めたら幸せだろうなとひしひしと感じた。割と真剣に、今後の人生でアカデミックの世界に舞い戻りたいと思っている僕のモチベーションをあげてくれた。

また、シアトル航空博物館もかなり興味深かった。伝説の高速旅客機コンコルドの中に入れたり、戦闘機やジャンボ機の本物の機体を間近で見るという稀有な体験が無料でできた。有料エリアは、外から軽くのぞいて満足したので入らなかった。

また道中でグルメも最大限楽しんだ。「Portage Bay Cafe」のサーモンエッグベネディクト、「Tamarind Tree」のベトナム料理、「Top Pot Doughnuts」のラテとドーナツなどなど。

グルメは、このルートがかなり正解に近いと思う。僕よりももっと食事をする頻度が多ければ、サーモンを食べる頻度を増やしてもいいかもしれないが、丸一日の食事で考えるとかなりほどよく食のカテゴリが分散できていると思うし、味も抜群だった。

どこを訪れても肉料理ばかりしかないアメリカ旅行において、シーフードを美味しく提供してくれるシアトルはオアシス的な存在となった。

そしてシアトルは割と小さな街なので、丸一日の観光でも時間が余るくらい余裕で回ることができた。

この辺りの情報がいつか誰かの役に立つことを祈ります。

では。

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